「総合知」実践のとき CSTI有識者懇が推進方策の中間とりまとめ (科学新聞)

総合科学技術・イノベーション会議有識者懇談会 自然科学と人文社会科学が単に共同研究するのではなく、多様なバックグラウンドを持った人材が集まり、新しい社会像を描くだけでなく、イノベーションを社会実装するための手段を見いだし、社会変革につなげていく。第6期科学技術・イノベーション基本計……

科研費「国際先導研究」公募開始 日本の研究者を中心に格段に優れた成果期待 (科学新聞)

日本学術振興会は、科研費「国際先導研究」の公募を開始した。公募要領は科研費サイトからダウンロードできる。締め切りは、5月18日午後4時30分(厳守)。 国際先導研究では、日本の優秀な研究者が率いる研究グループが、国際的なネットワークの中で中核的な役割を担うことで、国際的に高い学術的価値……

植物は雨が降ると免疫活性化 名古屋大が発見 (科学新聞)

名古屋大学遺伝子実験施設の多田安臣教授と野元美佳助教、名古屋大学大学院理学研究家の松村護さん(大学院生)らの研究グループは、植物が雨を感知して免疫を活性化していることをシロイヌナズナで明らかにしたと発表した。雨の刺激を受けた際に発現する遺伝子を解析。病原体を媒介する雨を葉の表面に……

現代人の睡眠 16種類に分類 (科学新聞)

東京大学大学院医学系研究科の上田泰己教授、香取真知修士課程2年(研究当時)、史蕭逸助教らは、研究室で独自に開発した、腕の加速度から睡眠・覚醒状態を判別する機械学習アルゴリズムACCELを用いて、英国のUKバイオバンクにある約10万人(40~69歳)の加速度データを睡眠データに変換し、それを詳細……

東レの液状PI再配線、次世代AiPに採用、微細接続など実現 ()

東レの液状感光性ポリイミド(PI)の再配線層が次世代スマートフォンのアンテナインパッケージ(AiP)に採用された。2023年に市場投入し、量産を始める。従来、同部位にはシート状のプリプレグなどが用いられてきたが、ミリ波対応の次世代スマホでは微細接続や低誘電特性、さらなる小型化が要求される……

日鉄ケミマテ、エポキシ樹脂事業の特殊化戦略 ()

日鉄ケミカル&マテリアルは、エポキシ樹脂事業を強化する。半導体封止材向けを中心に需要は好調で供給タイトが続いているが、逐次、自社工場で小規模な手直し増強を行っているほか、昨年も関連会社である韓国の国都化学への委託生産を2品種増やした。汎用品の生産を量産に強い国都化学に移し、自社の……

旭化成ファーマ、骨粗しょう症薬AGは市場見極め ()

旭化成ファーマは骨粗しょう症治療薬「テリボン」のオーソライズド・ジェネリック(AG)について、今後の市場動向をみて発売するか決める。テリボンは年300億円超を売り上げる同社の最主力品。約3年前にテリボンAGの製造販売承認を取得しているが発売していない。だが他社の後発薬が今年2月に承認され……

アリスタ ライフサイエンス、葉面散布肥料を刷新 ()

アリスタ ライフサイエンスは、植物が持つ本来の力を引き出し高めるバイオスティミュラントの国内市場拡大に取り組む。機能性海藻エキス入り葉面散布用肥料「タフプラント」シリーズのマーケティング戦略として製品をリニューアルすることで国内市場を刺激し、農業生産者への価値訴求と、現場が抱える……

OKIサーキットテクノ、高多層基板の生産強化 ()

OKIサーキットテクノロジーは半導体検査用など高多層基板の生産強化を進める。このほど上越工場(新潟県)で総額11億円を投じたエッチングラインの増強を完了。1月からフル稼働を開始した。外層ラインで2割、内層ラインで約4割処理能力を引き上げ、自動搬送や線幅精度など生産性・品質も改善した。2022……

マクダーミッド、アジアでパワー半導体接合剤拡大 ()

米マクダーミッド・パフォーマンス・ソリューションズは、アジアでパワー半導体向け接合剤事業を拡大する。ハンダや銀焼結剤が伸びており、アジア地域におけるパワーエレクトロニクス分野の2021年売上高は前年比約50%増となった。22年も2ケタ成長が続く見通し。年内に米フロリダ州に焼結剤の製造設備……