日清紡ホールディングス(HD)の子会社である日清紡マイクロデバイスはMEMS(微小電気機械システム)マイクロホン用チップの車載適用を進める。コネクテッドサービスの普及を背景にドライバー用ハンズフリーマイクでの採用増を想定。2024年にかけて、トランスデューサー(変換器)とASIC(特定用途向け……
解は細胞の中に、ライフの遺伝子技術(クローズアップ) ()
一人ひとりの肌状態に合わせた化粧品を提供するために、RNA(リボ核酸)やDNAをターゲットにした独自技術を活用する動きが大手各社の間で広がっている。花王は皮脂に含まれるRNAを使った解析技術の事業化に着手。資生堂は皮膚科学研究と人工知能(AI)技術の融合で開発したDNA検査法を高精度な肌の特徴……
政府、新型コロナ経口薬、100万人分購入で合意 ()
政府は25日、塩野義製薬が開発を進める新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「S-217622」について、政府が100万人分を購入する基本合意を結んだと発表した。薬事承認されれば速やかに100万人分を国が買い上げ、それ以降も一定数量を確保する。国産コロナ経口薬でこうした合意を政府が行うのは今回が……
厚労省、コロナ関連、予備費で1兆2000億円 ()
厚生労働省は25日、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン・治療薬・抗原検査キットの確保に、今年度の予備費から約1兆2000億円を充てると発表した。このうち、ワクチン・治療薬については1兆円強を確保し、オミクロン株や次の変異株への対処に全力を注ぐ。 最も多くの費用を投じるのがワクチンの……
微細藻類成分に新型コロナ殺傷効果 デンソーなど ()
デンソー、中部大学、東海大学、東北大学はデンソーが開発した微細藻類コッコミクサKJの葉緑体に含まれる成分「モノガラクトシルジアシルグリセロール(MGDG)」について、新型コロナウイルスに対する殺ウイルス効果があることを確認したと発表した。今後、効果的に作用する製品開発の可能性などを追求……
COVID-19専門病院はコロナ治療に積極的でアウトカムも良好 (日経BP)
米国Minnesota大学のZachary R. Bergman氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者のケアに特化した専門病院に転換した施設と、他の患者も受け入れている一般病院で、COVID-19患者の死亡率や合併症に違いがあるかを検討する後ろ向きコホート研究を行い、COVID-19専門病院の方が2020年当時の臨……
ANCA関連血管炎治療、新時代の幕開け (日経BP)
副腎皮質ステロイド薬は、免疫抑制薬(シクロホスファミド、アザチオプリンなど)と共に、長年抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophil cytoplasmic antibody:ANCA)関連血管炎の寛解導入・維持に用いられてきました。欧米では、ANCA関連血管炎に対して副腎皮質ステロイド薬を使用する場合、通常は免疫抑……
キーワードで使い分ける「便秘+α」への漢方 (日経BP)
便秘に用いる漢方薬ほど、体質改善効果を実感できる漢方薬はないかもしれません。というのも、西洋薬の緩下薬を使用すると徐々に増量が必要となり、タキフィラキシーに陥るケースも多いのですが、漢方薬の場合にはお通じが改善し、徐々に漢方薬を減量できることが多く、廃薬(内服中止)できる場合もま……
コロナとともに始まった研修医生活が終わります (日経BP)
皆さん、こんにちは。朝の気温や街行く人の着こなしなど、日常の中に春が迫り来る気配を感じますね! 春は好きな季節……だったんですが、医師3年目としていよいよ責任が増してくることを思うと、なかなか陽気な気分にはなれません。きよすけです。 さて今回で最終回の『おのぼりさん日記』では、タイ……
コンビニより多い診療所、でも医師は足りない! (日経BP)
去る3月12日、日経メディカル Onlineの読者を対象としたウェブオフ会のようなウェビナーを行った。終了した現在はほっとしているが、開始前そして開始中も緊張が取れず気が気でなかった。僕は人前で話をすることにさほどプレッシャーを感じない方だが、オンラインはどうも苦手だ。症例報告のような話す……