スパシアル、裸眼対応の空中立体映像、早期事業化へ ()

技術スタートアップのSpacial(スパシアル、東京都中央区、藤原航社長)は、空中に立体映像を結像する新ディスプレイ装置(写真)の実用化を進める。裸眼で立体映像が利用でき、虚像を利用するため映像の位置に接触物がないため衛生的かつ安全性が高い。現在開発機によるデモンストレーションを進めて……

中外のアクテムラ、FDAがコロナ薬として優先審査 ()

中外製薬は4日、同社創製のバイオ医薬品「アクテムラ」について、入院中の成人を対象とした新型コロナウイルス感染症治療薬として米国食品医薬品局(FDA)が優先審査指定を行ったと発表した。中外と同じスイス・ロシュグループの米ジェネンテックが申請し、FDAの承認判断は2022年下期を予定する。すで……

iPS角膜細胞 「有効確認」発表 大阪大 (毎日新聞)

他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜の細胞をほぼ失明状態の患者4人の目に移植する世界初の臨床研究を進めていた大阪大は4日、安全性・有効性を確認し研究を完了したと発表した。うち3人は、矯正視力が回復した。今後は実用化に向け、企業と連携して規模の大きい治験を行う予定。 西田幸……

iPS角膜細胞、「有効確認」発表 大阪大 (毎日新聞)

他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜の細胞をほぼ失明状態の患者4人の目に移植する世界初の臨床研究を進めていた大阪大は4日、安全性・有効性を確認し研究を完了したと発表した。うち3人は、矯正視力が回復した。今後は実用化に向け、企業と連携して規模の大きい治験を行う予定。 西田幸……

iPS細胞から作った角膜シート移植、ほぼ失明の患者が視力回復…大阪大 (読売新聞)

大阪大は4日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜細胞のシートを「角膜上皮幹細胞疲弊症」と呼ばれる重い目の病気の患者に移植する臨床研究が完了したと発表した。有効性を評価できた3人全員で視力が一定程度回復したほか、安全性にも問題がみられなかった。2025年度の実用化を目指すという。i……

「脅し」にならずに患者の行動変容を促すには (日経BP)

(イラスト:田渕正敏) 激しい痛みがあれば迷う余地もなく受診するでしょうが、最近何か異変を感じているので一度受診した方がいいと思っていても、受診しようとしない人はいます。なぜ受診しようとしないのか。死に至るかもしれない病気に罹患している事実を知りたくないということがありますが、治……

サイバー攻撃の対策強化でガイドライン改訂へ (日経BP)

厚生労働省の健康・医療・介護情報利活用検討会「医療等情報利活用ワーキンググループ」は2022年3月31日、改訂内容を反映した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版」を了承した。近年、病院で多発している身代金型コンピューターウイルスの「ランサムウエア」に関する対策等が追加……

フィンゴリモド治療中にクリプトコッカス髄膜炎を発生した症例に学ぶ (日経BP)

多発性硬化症(MS)の治療薬として使われているフィンゴリモドは、スフィンゴシン1-リン酸受容体1(S1P1受容体)にアンタゴニストとして機能し、リンパ節など二次リンパ組織からのリンパ球の移出を抑制する作用がある。本論文は、このフィンゴリモドでMSを治療中にクリプトコッカス髄膜炎を発症した患……

医療費未払い、「逃げ得」への疑問 (日経BP)

ある日、生活保護の行政担当者から連絡が来た。当院に通院中のAさんが日にちを遡って生活保護の取り消しとなり、「取り消し日以降に受診して生活保護で賄われていた患者自己負担分は本人に請求してほしい」とのことだった。 Aさんに電話すると、「生活保護が打ち切られて困っている」と不満を語りつつ……

血管の硬さをリアルタイムで計測せよ (日経BP)

血管の硬さを測る指標として脈波伝播速度(PWV)や心臓足首血管指数(CAVI)などがある。例えば上腕と足首の間で脈波を測定するbaPWVは、2カ所で脈波が計測される時間の差から脈波が血管内を伝達する速度を測定する方法、CAVIは四肢にカフ、胸部に心音マイクを付けて血圧と脈波を測定して動脈の弾性を……