妊娠中のスタチン使用は先天異常を増やさない (日経BP)

台湾台中栄民総医院のJui-Chun Chang氏らは、台湾で第1子を出産した女性の妊娠の経過と服薬状況を調べた後ろ向きのコホート研究を行い、妊娠中のスタチンの使用は先天異常の増加と関連は見られなかったが、早産や出生時低体重のリスクは増加していたため注意が必要だと報告した。結果は2021年12月30日……

サイバー攻撃に備え診療録管理体制加算を強化 (日経BP)

厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)総会は2022年1月26日、2022年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。医療機関へのサイバー攻撃が増加していることから、診療録管理体制加算の要件を見直し、医療情報システムの体制構築を充実させて非常時……

医師はふるさと納税でポイントバックも狙うべし (日経BP)

最近はかなり認知度が高まっていますが、改めて「ふるさと納税って何?」という方は、以前の私のコラムをお読みください! 【参考記事】 ○「ふるさと納税」をやらない理由が分からない ○予算は30万円。ふるさと納税をやってみよう これらのコラムを書いたときから、基本的な仕組みは変わっていません……

寝不足が「万病の元」になるメカニズム (日経BP)

食事、運動と並び、健康を支える3大要素の1つである睡眠。「しっかり眠れば、病気も治りやすい」ことは、多くの医師が体験していると思います。本講座では、医療現場で遭遇する患者さんの睡眠問題をどう診立て、いかに対処するかを紹介していきます。 睡眠不足が健康リスクと関連していることは広く知……

第6波だからこそ、国民と我々開業医の品格を問いたい! (日経BP)

前回、東京都による医療機関による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の健康観察について書いた。この事業、開始時はこんなことになると思わなかった。これがかなり厄介なのである。保健所を助ける事業のはずが、医療機関も共倒れになりかけている。 なぜか、第6波では予想以上に患者が増えてし……

頭部専用の“ヘルメット型PET”が登場 (日経BP)

写真1 世界初のヘルメット型PET装置「Vrain」 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長:平野俊夫、以下「量研」)とアトックス(東京都港区、代表取締役:矢口敏和)が、半球状の検出器配置を採用した小型・高性能なヘルメット型の陽電子放射断層撮影(PET)装置を開発、製品化した。脳腫瘍……

COVID-19に対する初の経口抗ウイルス薬 (日経BP)

2021年12月24日、抗ウイルス薬のモルヌピラビル(商品名ラゲブリオカプセル200mg)が特例承認された。適応はSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)による感染症、用法用量は「18歳以上の患者に1回800mgを1日2回、5日間投与」となっている。 新型コロナウイルス感染症は、世界保健機関(WHO)ではCOVID-19と……

ファイザー製ワクチンで3回目接種、「抗体価」が2回目後の2・4倍に上昇…川崎医科大チーム (読売新聞)

米ファイザー製の新型コロナワクチンの3回目接種を受けた人は、ウイルスを攻撃する抗体の量を示す「抗体価」が2回目接種後の2・4倍に上昇したと、川崎医科大(岡山県倉敷市)のチームが27日、発表した。3回目については、海外の研究で発症や重症化を防ぐ効果が高まるとの報告があるが、日本人でも同様……