機能性ディスペプシア(FD;functional dyspepsia)は、胃の痛みや胃もたれ、心窩部の膨満感など、胃の不快な症状が続くにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても異常が見つからない病気です。症状の原因となる明らかな異常や疾患がないのが特徴です。かつては慢性胃炎、ストレス性胃炎などと診断され……
新型コロナ、2類でも5類でも、これだけはお願いしたいこと (日経BP)
最近、メディアの記者やジャーナリストから「5類への格下げ反対の理由を詳しく教えてほしい」という取材を繰り返し受けている。「なんで感染症専門医ではなく単なるGPの僕に聞くの?」というのが気になるところだが、ある記者から、本連載の過去コラム(新型コロナ、僕が「5類格下げ」に反対する理由)……
新たな癌治療、α線内用療法を知る(導入編) (日経BP)
今、国内でα線内用療法の開発が注目されている。骨転移のある前立腺癌患者の生命予後改善や、β線核種による内用療法を受けても進行してしまった患者にα線内用療法が著効したといったデータが出てきたことで、世界中で開発が進んでいる。しかし、肝心のα線核種の製造が十分でなく、研究需要に対して……
切除可能肺癌に対する周術期分子標的治療の行方 (日経BP)
IV期の非小細胞肺癌(NSCLC)では、腫瘍の遺伝子異常に対応する分子標的薬を用いた個別化治療が行われる。周術期治療でも、ADAURA試験で無病生存期間(DFS)を大きく延長したオシメルチニブは、全生存期間(OS)延長のエビデンスを待つことなく、欧米ではすでに切除可能のEGFR遺伝子変異陽性NSCLCに対……
先生、生きて戻ってきて! (日経BP)
昼は大学病院で初期研修医を指導し、夜は小説のネタを探して長崎最大の繁華街・思案橋をさまよう崎長ライト氏。2017年から連載を始めたこのコラムは、キープのボトルが底をついて中断。コラム再開を試みるも、クルーズ船の新型コロナ集団感染という“災害”に見舞われ……。 2022年の年明け。感染が再……
地域医療体制確保加算に周産期・小児救急追加 (日経BP)
厚生労働省の中央社会保険医療協議会・総会は2022年1月28日、2022年度診療報酬改定の個別改定項目である「地域医療体制確保加算」の対象に産科救急、小児救急を担う医療機関を追加する方針を固めた。同加算は年間の救急搬送2000件以上の医療機関を対象としているが、産科と小児救急の搬送件数を今後新……
不妊治療、2022改定で保険適用される範囲は (日経BP)
1月28日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会では、2022年度診療報酬改定の個別改定項目の概要について議論が行われた。男性不妊も含めた不妊治療については、菅義偉前政権の政策で新たに保険適用されることが決まっており、改定率にしてプラス0.2%(医療費ベースでは約900億円)の市場規模が見込……
1人当直して考えた、医療のひっ迫って何だ? (日経BP)
熊本県も1月21日から「まん延防止等重点措置」が適用された。 1月19日時点での、熊本県の確保病床の使用率は39.9%、重症病床の使用率は0.0%。ただ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応している医療機関からは「医療がひっ迫している」という悲鳴が上がっていた。一方で、対応していない、も……
見た目は完全に雄株「なぜ実が付くのか全くわからない」…謎のパパイア、この冬もたくさんの実 (読売新聞)
雌株(左)とは異なり、実るはずがない実が付いているパパイアの雄株(24日、県中央植物園で) 富山県中央植物園(富山市婦中町上轡田)には、付かないはずの実を付けるという、パパイアの雄株が1本ある。この謎は解明されていないが、この冬も雄株はたくさんの実を付けている。 パパイアは中南米原産……
王将戦 第3局 藤井四冠が3連勝「五冠」達成に王手 (NHK)
将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」七番勝負は第3局が栃木県で行われ、挑戦者の藤井聡太四冠(19)がタイトル保持者の渡辺明三冠(37)に勝って3勝目を挙げ、史上最年少となる10代での「五冠」達成に王手をかけました。 次の第4局は、2月11日と12日、東京 立川市で行われ藤井四冠が勝てば羽生善治九……