他人の被保険者証を使ったなりすまし問題の解決はまだ遠い (日経BP)

2022年度診療報酬改定で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として時限的・特例的に認められていた初診のオンライン診療が日常的にできるようになり、初診料、再診料などで「情報通信機器を用いた場合」の点数が新設された。オンライン診療には、医療保険財政を悪化させる問題として、他……

大動脈解離に対するステントグラフト治療を最適化せよ (日経BP)

破裂してしまうと致死率が非常に高い慢性大動脈解離に対し、外科手術による血管置換術などが行われてきたが、近年、ステントグラフトが登場したことで、より侵襲性の低い治療が選択できるようになってきた。しかし、ステントグラフト治療にも幾つかの課題が残っている。解離部に対してどれくらいの長さ……

米心不全診療ガイドラインが9年ぶりに全面改訂 (日経BP)

第71回米国心臓病学会学術集会(ACC.22、会期:4月2~4日、ワシントンDCの会場とウェブのハイブリッド開催)に合わせ、米国心臓病学会、米国心臓協会(AHA)、米国心不全学会の共同編集による「心不全診療ガイドライン2022年版」(2022 AHA/ACC/HFSA Guideline for the Management of Heart Failure)……

SARS-CoV-2感染は脳の構造に悪影響を及ぼす (日経BP)

英国Oxford大学のGwenaelle Douaud氏らは、UK Biobank研究に登録されており、約38カ月間隔で頭部のMRI検査を2回受けていた人の画像データを分析し、初回検査後に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染していた人と非感染者の画像を比較して、脳の構造に違いが観察されたと報告した。結果は2022年3月7……

ここまで来たAIによる胃癌診断 (日経BP)

人工知能(Artificial Intelligence:AI)は、コンピュータを使い、プログラミングによって人間の知的営為に比肩するような情報検出や解析を行う技術で、与えられたデータの自己学習などを特徴とし、部分的には人間の効率を凌駕するようなタスク遂行能力を有する。医療分野でも実用化が進められ、量と……

全長7・4m、二足歩行の肉食恐竜か…石川・白山市で足跡の化石 (読売新聞)

石川県白山市の尾口地区で2019年に肉食恐竜の足跡とみられる化石が見つかり、同市が5日、詳細な調査結果を発表した。足跡は長さ41・2センチ、幅33・5センチで、3本の指跡があり、二足歩行の獣脚類の恐竜のものとみられる。同地区では2000年9月以降、別の肉食恐竜の足跡とみられる化石が4点発見されてい……

宇宙飛行士、4127人が応募 前回2008年の4.3倍、過去最多 (毎日新聞)

米国のアルテミス計画で、月面に着陸した宇宙飛行士のイメージ図(NASA提供) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、13年ぶりに行われた宇宙飛行士募集への応募は最終的に4127人だったと発表した。963人だった前回2008年の約4・3倍で過去最多。3月4日の応募締め切り時点では1563人だったが、新型コロナ……

一刻の猶予もない 温暖化歯止めに出来ること 「家作り」もカギ (毎日新聞)

インド北東部の農地を転用した太陽光発電施設。IPCC第3作業部会の報告書は、化石燃料から再生可能エネルギーなどに移行する重要性を改めて指摘した=2022年4月4日、AP共同 国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第3作業部会が4日公表した第6次報告書は、気候変動の被害拡大を抑えるには、温……

「iPSだからお金もらえる時代終わった」 元学会理事長が思う未来 (朝日新聞)

澤芳樹・大阪警察病院長=大阪市天王寺区 [PR] 山中伸弥・京大教授らがヒトのiPS細胞をつくってから今年で15年。iPS細胞から作った様々な組織が臨床研究や治験として移植されるなど、発展を遂げてきた。一方、山中教授が今春iPS細胞研究所(CiRA)の所長を退任するなど、節目も迎える。 2021年まで日本……

JAXA「宇宙飛行士募集」に4127人応募…「学歴不問」で前回の4・3倍に (読売新聞)

宇宙航空研究開発機構( JAXA(ジャクサ) )は5日、新たな日本人宇宙飛行士の募集に対し、過去最多の4127人の応募があったと発表した。これまで最多だった前回2008年の963人の4・3倍で、大幅な増加となった。来年2月頃、若干名の飛行士候補が選ばれる。 前回の試験で採用された金井宣茂さん 先月4日の……