培養細胞で筋ジスの進行を抑制できる可能性 (日経BP)

米国California大学Davis校のCraig M McDonald氏らは、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者に、cardiosphere由来細胞(CDCs)を調整した治療薬候補のCAP-1002を静注して、上肢の機能と心機能への影響を調べる第2相臨床試験HOPE-2を行い、1年後の機能低下を遅らせていたと報告した。結果はLancet……

不動産取得税の軽減で民間医療機関の病床再編を後押し (日経BP)

将来の病床再編を目指す地域医療構想を後押しする税制優遇措置の拡充を盛り込んだ「地方税法等の一部を改正する法律案」が2022年3月22日、賛成多数で可決・成立した。2022年度の税制大綱を踏まえた法案で、地域医療構想調整会議での合意を前提に、2以上の医療機関の再編により資産(土地、家屋)を取得……

トラネキサム酸が非心臓手術後の出血リスク抑制 (日経BP)

カナダ・マクマスター大学のPJ Devereaux氏 抗プラスミン薬として市販薬にも含まれているトラネキサム酸(商品名トランサミンなど)は、非心臓手術周術期の出血リスク抑制に有効であることが明らかになった。第71回米国心臓病学会学術集会(ACC.22、会期:4月2~4日、ワシントンDCの会場とウェブのハイ……

タリージェ錠の効能効果の適応範囲が拡大 (日経BP)

疼痛治療薬のタリージェ錠(一般名ミロガバリンベシル酸塩)の効能効果が「末梢性神経障害性疼痛」から「神経障害性疼痛」に変更され、対象が広がりました。 コロナウイルスワクチンのコミナティ筋注(コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン[SARS-CoV-2])の接種対象者が、18歳以上から12歳以上に拡……

完全母乳は食物アレルギーのリスク? (日経BP)

食物アレルギーの発症機序が明らかになり、その発症を予防する手段も見えてきた。食物への感作が成立する前に、少量摂取させて腸管での免疫寛容による“カウンターパンチ”を誘導することが、発症予防において重要だと言う、国立成育医療研究センターの大矢幸弘氏に、食物アレルギーの予防につながる乳……

胃癌治療における癌ゲノムプロファイリング検査臨床導入3年目の状況 (日経BP)

進行胃癌の日常診療において、包括的な癌ゲノムプロファイリング検査(CGP検査)の実施数は徐々に増加し、CGP検査で検出された遺伝子変化に基づいた治療薬の投与で生存延長も確認できるようになってきた。しかしいまだに治療薬にたどり着けない患者は多く、新規薬剤のさらなる開発や臨床試験へのアクセ……

新型コロナワクチン接種後の神経性自己免疫疾患 (日経BP)

集団ベースの研究から、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンを接種したヒトにおいて、まれに免疫介在性血小板減少症(VITT)が起こることが示唆されており、それはその他の自己免疫反応を引き起こす可能性を示唆している。本研究は、新型コロナワクチン接種後の神経学的自己免疫反応の特徴を明ら……

節目の春を迎えた救クリ、新人たちへ贈る言葉 (日経BP)

関東平野部ではすっかり春らしくなりました。2月下旬以降、テレビなどではロシアによるウクライナ侵攻のニュースで持ちきりですが、救クリでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第6波による影響を強く感じる忙しさが続いていました。3月半ばになってようやく状況が落ち着いてきましたが、ちょう……

武田信玄が込めた思い ~450年前に作られた仏像の秘密に迫る~ (NHK)

戦国武将、武田信玄が生前、自身をモデルに作らせたとされる仏像が山梨県にあります。 この仏像を東京の大学などが詳しく調査したところ、これまで知られてこなかった新たな事実が明らかになりました。 武田信玄がこの仏像に込めた思いとは何だったのでしょうか。 (甲府放送局 記者 清水魁星) 不動明……

甲状腺被ばく指針 19歳未満などと測定対象を明記 原子力規制委 (NHK)

原子力発電所の事故などで放射性物質が漏れ出た際、体内に取り込んで起きる甲状腺の被ばくについて、原子力規制委員会は、測定する対象を内部被ばくによる発がんのリスクが比較的高い19歳未満や妊婦などと明記し、国の指針を改正しました。 続きを読む これは6日、原子力規制委員会の定例会合で決まっ……