東京大などの研究チームは、ラットの胚性幹細胞(ES細胞)を使い、精子のもとになる細胞を体外で作ることに成功したと7日付の米科学誌サイエンスに発表した。雄の精巣に移すと精子になった。さらに、これを卵子に授精させると子が生まれ、順調に育ったとしている。 マウスでは既に、ES細胞などから精子……
アースデイ直前 地球旅行SP [二] (日経BP)
毎年4月22日は、“地球環境について考える日”として提案された記念日アースデイ。1970年にアメリカで始まったこの運動は今や世界中に広がり、私たち人間の生活が環境に与える影響や、環境保全への取り組みの重要さを見直し、活動に参加するきっかけとなっている。 「アースデイ直前 地球旅行SP」では……
ラットのES細胞から「始原生殖細胞」マウス以外では世界初 (NHK)
ラットの細胞から作った「ES細胞」を使って、正常に機能する精子や卵子のもととなる細胞を作り出すことに成功したと、東京大学などのグループが発表しました。 マウス以外の動物で成功するのは世界で初めてで、将来的に生殖医療などへの応用につながると注目されています。 続きを読む この研究は、東……
DIC、パッケージ素材のグローバル生産拡大、欧州に接着剤拠点 ()
DICは、パッケージ素材事業でグローバル生産を拡大する。伊ポリマーメーカーの買収で接着剤の欧州拠点を初めて獲得し、軟包材のモノマテリアル化に商機を見込む酸素バリア接着剤や新規ラミネーションシステム向けの無溶剤型接着剤といった特殊品の生産を検討。現地コンバーターに参入し、欧米で包材用……
帝人、金属被覆炭素繊維で差別化 軽量化と両立 ()
帝人は、電磁波シールド向け材料として展開している金属被覆炭素繊維(MC-CF)を炭素繊維事業本部の差別化製品と位置づけ、次世代自動車(CASE)や第5世代通信(5G)基地局向けへの拡大を図る。汎用の炭素繊維については、中国系企業などの参入で価格競争が激化していくと見込み、電磁波シールド性と……
サンゴバン、研磨材で日本市場を開拓 ()
研磨材のグローバルメーカーであるサンゴバンは、日本市場で高機能製品の販売強化に乗り出す。新開発の砥粒を活用した製品は、常に最適な研磨能力を保持すると同時に長寿命化を実現。さまざまな業界における製造現場で作業性を向上する。ギア用砥石では、自動車の電動化で静粛性のニーズが高まるなか、……
住ベ、半導体実装材料を横展開、再配線層向けなど的 ()
住友ベークライトが半導体材料の新分野への横展開を推進する。これまで感光性のウエハーコート樹脂としていたものを薄型パッケージに使う再配線層(RDL)材料としても拡販する。また配線密度が高いサーバー向けの3次元パッケージに使われている液状封止材をモールド・アンダー・フィル(MUF)という差……
キヤノンオプトロン、全固体LiB電解質を事業化 ()
キヤノンオプトロン(茨城県)は独自開発した全固体リチウムイオン電池(LiB)用酸化物系固体電解質の事業化を進める。産業技術総合研究所(産総研)と共同で基礎技術の確立と製品化に向けた性能は確認ずみで、2022年度内に生産設備を設置し、23年度早々より量産を開始する。同社の酸化物系固体電解質……
トラストファーマ、後発薬、8月までに申請へ ()
サワイグループホールディングス(GHD)のトラストファーマテック(福井県あわら市)の蓮尾俊也社長は、化学工業日報の取材に応じ、同社で製造するジェネリック医薬品(後発薬)について、「8月までに少なくとも1品目で申請する」との考えを示した。サワイの後発薬を同社でも手がけられるようにし、足……