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 欧州のカプロラクタム(CPL)メーカーが苦境に陥っている。現地大手メーカー各社は4月以降の価格を1トン当たり1000ユーロ程度の上げでオファーしている。1ユーロ1・1ドルで換算すると1100ドルアップとなり、CPLは4000ドル前後の価格となる。アジア市況が2150ドル程度で推移するのに対し、異常な価格差が生まれようとしている。コストの急騰を転嫁するため値上げはやむを得ないが、CPLで製造されるナイロン6について、現在の欧州の需要動向がこれほどの高値を吸収する余地があるかは不透明。域外に輸出するのも難しく、現地メーカーの減産の動きも顕在化している。続きは本紙で

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The post 欧州CPLメーカー苦境、1000ドル超値上げも first appeared on 化学工業日報.