3月31日、ドルナスポーツは物流上の問題によりMotoGP第3戦アルゼンチンGPの初日となる4月1日(金曜日)のセッションを中止すると発表した。
MotoGPで使用される機材は、3月20日に開催された第2戦インドネシアGPの翌週にロンボク島からアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド近郊まで、5便の貨物便で輸送が予定されていた。
しかし、3便と別ルートで輸送したふたつのフライトに問題が発生し、全クラスの機材が入った最終便は金曜日に到着することになってしまった。ちなみに1機の荷物は木曜日現在、ケニアのモンバサにあるといい、フライトを待っている状態だ。
そのため、全3クラスのタイムスケジュールの変更が余儀なくされ、土曜日からスタートし、フリー走行がひとつキャンセルされる。
通常は金曜日にフリー走行1回目、2回目(FP1とFP2)が開催されるが、今大会は土曜日の午前から午後にかけて全クラスのFP1、FP2が行われ、午後から夕方にかけてMotoGPはFP3、全クラスの予選Q1、予選Q2が行われることとなった。
もちろん、開催時間も後ろ倒しとなり、現地の8時45分から17時45分までセッションが行われる。
また、日曜日はウォームアップ走行の時間が延長されるが、決勝レースは当初の予定通り開催されることになる。