ASRock BC250 マイニングリグは PlayStation 5 チップを使用します。
ASRock の Mining Rig は、合計 12 枚の AMD BC-250 マイニングカードを搭載し、価格は 13,499 EUR です。
この一風変わったコンピュートおよび暗号通貨マイニングマシンは、現在、ヨーロッパの複数のストアによってリストアップされています。
ASRock は、マイニングから喜んで利益を得る企業の 1 つですが、必ずしもマイナーと関わりたいわけではありません。
結局のところ、この会社はハイエンドの AMD Ryzen および Radeon コンポーネントで繁栄する PC ビジネスと、企業およびデータセンター向けの産業用支店を有しています。
ASRock のマイニング事業には、独自の支店はもちろん、すべての製品が掲載されるウェブサイトもありません。
このため、新しいマイニング製品については、小売業者またはリーク者から直接知らされるだけです。
そのような信頼できるリーカーの1人(Komachi)によると、AMD BC-250は実際にはPlayStation 5 Ariel/Oberon SoCを使用している可能性があるとのことです。
それらは、コンピュート・コアなどの非機能的な機能を持つ再利用されたチップであろう。
とはいえ、AMDは壊れたPS5チップをPC DIY市場(4700Sデスクトップキット)向けに販売する方法を見つけ、現在はBC-250マイニングソリューションとしてマイニングビジネスを展開しています。
ASRock BC-250 Mining Rig, ソース: Bolha
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スペックにはシステムのCPUが記載されていないので、少なくともこれらのマイニングカードの一部には基本的な処理機能が維持されていることを示唆しているのかもしれない。
システム全体では610MH/sで、APU1枚あたり約50MH/sの処理能力があります。
これは、各カードが1日に約2米ドルを稼ぐことができることを意味します。
いくつかのマイニング収益性ブログによると、BC250マイニングカードのROI(投資収益率)は約440~530日(各カードが999米ドルであると仮定)です。
イーサリアムが今年のある時点でProof of Stakeモデルに切り替わることを考えると、このROIは無期限に延長されるかもしれません。
ソース:Videocardz.com – AMD is selling broken PlayStation 5 APUs to cryptominers
解説:
PS5のAPU・・・選別落ち品?・・・はマイニング用のシステムに使われている?
PS5のAPUを使ったマイニングシステムが販売されていることが確認されたそうです。
どうもマイニング用のシステムはメーカーが積極的に販売していると言わないらしく、たまたま発見されたようですね。
メーカーはAsrock、中身は当然PS5用のAPUです。
このAMD BC-250はお値段13,499ユーロなので本日の為替レートで日本円に直すと、1,829,789円となります。
システム価格の回収期間は440-530日だそうですから、あまり割の良い投資ではなさそうです。
コメントではイーサリアムのProof of Stake移行がちゃんとなされるのかと言う意見をいただいたこともありますが、JRPなどの複数のマーケティングリサーチメディアや今回の記事の元々のソースも移行すると判断しているようですね。
この記事を見ても、もうマイニングで稼ぐのは難しくなったと判断するしかありません。
実際問題、環境問題やエネルギーの無駄遣いに関して批判を受ける中、これ以上、マイニングに電力を空費して社会的な合意を得るのは難しそうです。
そう言う意味でももうマイニングそのものが終わりと言ってもよいと思います。
イーサリアムがProof of Stakeに移行すれば多くのアルトコインも右に倣えするでしょうし、今後登場するアルトコインもそうなるでしょう。
なぜならば、人々の信頼を得るのに、「環境にやさしい」と言う文言は一つの武器になるからです。
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