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<p>中国、ソロモン諸島と安保協定を計画 オーストラリアの「裏庭」に足がかり – BBCニュース</p><p>BBCニュース – 中国、ソロモン諸島と安保協定を計画 オーストラリアの「裏庭」に足がかり</p><p>太平洋のソロモン諸島が中国の軍事的脅威を招き入れ、オセアニア情勢が不安定になっている。</p><p>オーストラリア国際問題研究所のアラン・ギンジェル教授は、「この協定の詳細はまだ不明だ。しかし、心配されている軍事基地より小規模だとしても、中国にとって初の太平洋における足がかりとなるだろう」と話す。 ソロモン諸島とオーストラリアは長年、互いに関係を築いてきた。第2次世界大戦後、オーストラリアはソロモン諸島にとって最大の援助国となっており、開発パートナーでもある。そしてこれまで、安全保障上の唯一のパートナーとなってきた。 豪政府は不意を突かれて動揺したと、アナリストたちはみている。ただ、警告がなかったわけではない。豪政府は5年前、中国が「裏庭」に侵入していると感じていた。ソロモン諸島は当時、中国の融資や経済投資を促進していた。 それを受けて豪政府は「ステップアップ」政策で対抗した。「太平洋ファミリー」に注意を向け直し、援助を増やした。 だが、中国がオーストラリアと並んで安全保障パートナーとなったことは、豪政府の関与政策の失敗を明らかにしていると、アナリストらは話す。 前出のギンジェル教授は、「このようなことが起こらないようにすることが目的だったはずだ。はっきりしているのは、これがオーストラリア外交の失敗だということだ」と言う。 オーストラリアにとっての大問題というだけではない。半年前に発表されたばかりにのオーカスには、中国のインド太平洋地域における野心に対抗する目的がある。アメリカなど西側同盟の各国は、同地域が潜在的な紛争地域になることへの懸念を表明している。 何が話し合われているのか 「地政学的な権力争いに巻き込まれるつもりはまったくありません、議長」と、同首相は29日に議会で宣言。ソロモン諸島が「どちらかにつく」こともないとした。 流出した草案が最終的なものなのか、ソガヴァレ氏は明確にしていない。それでも、草案の内容は非常に幅広く包括的だったため、すぐに警戒心をかき立てた。 画像提供,</p>