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 リチウム化合物の国際市況が、1キログラム当たり60ドルを突破した。リン酸鉄リチウム(LFP)系リチウムイオン2次電池(LiB)向けで採用が進む中国や欧米の需要が旺盛で、供給が追いつかなくなっているもよう。足元ではロシアのウクライナ侵攻により値上がりに歯止めがかかりつつあるが、世界的に電気自動車(EV)普及政策が進む見通しのため市況は上げ基調で推移するとみられる。

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