産業機械の2022年度受注は5兆4412億円と増加の見込みだ。3年連続のプラス成長で、内需、外需とも増加となるのは8年ぶりとなる。ロシアのウクライナへの軍事侵攻により不確定要素が多いが、ロシア事業の案件消滅や物流や金融の混乱にともなう下振れ要因だけでなく、欧州でLNG案件の需要増などエネルギー分野の受注増加といった上振れ要因もある。世界経済の回復傾向が続くなか、産業受注も堅調に増加していることから世界情勢を注視しながら受注活動強化が求められる。
The post 産機受注3年連続増加、22年度見込み5・4兆円 first appeared on 化学工業日報.