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<p>アップル、ハードウェア版サブスクにより「永続的支払い」にビジネスモデルを切り替えるとのアナリスト予測 – Engadget 日本版</p><p>アップル、ハードウェア版サブスクにより「永続的支払い」にビジネスモデルを切り替えるとのアナリスト予測 #エンガジェット #日本版</p><p>アップルはハードウェア版のサブスクリプションにより、アップルはiPhoneの売り切り型から定期的な収益にビジネスモデルを切り替えるかもしれない、とのアナリスト分析が報じられています。</p><p>。この噂が本当であれば、アップルはiPhoneの出荷台数(売り切り)からインストールベースのマネタイズ(普及台数を基盤とした収益化)にビジネスモデルを切り替えるかもしれない、とのアナリスト分析が報じられています。 米AppleInsiderが見たという投資家向けのメモによると、大手金融機関モルガン・スタンレーの主席アナリストKaty Huberty氏は、噂のiPhoneを持てるハードウェア版サブスクは「取引型(1回ごとの販売)から定期的な売上へと投資家のシナリオを転換させる」と述べているとのことです。 Huberty氏いわく、現在の平均的なアップル製品ユーザーは、ハードウェアとサービスのために1日あたり僅か1ドルしか支払っていないそうです。しかし、彼らはアップルのデバイス(ハードウェア製品)とソフトウェアの両方を使うために、もっと支払うこともいとわないだろうと語られています。 ハードウェア版のサブスクと、現在あるiPhoneのアップグレードプログラム(分割払いをすることで、毎年の最新iPhoneにアップグレードできる)の違いはどこにあるのか。それは後者であれば支払期間は有限なのに対して、サブスクは「自分のデバイスにアクセスするために、毎月一定の価格を永続的に支払う」こと、と説明されています。 そのためHuberty氏は、アップルが異なる価格設定で複数のサービスを提供すると予想しています。すなわち低額プランでは24ヶ月ごとに従来型のiPhoneを利用でき、高額プランでは最新のデバイスやその他の特典が提供されるかもしれない、というわけです。さらに「一律の料金ではなく、価格層を導入することで、自社製品とサービスの使用状況に基づき、各ユーザーが最大どれだけ支払うかを把握できる」とも付け加えています。 サブスク型ビジネスモデルの利点は、Huberty氏によれば、ハードウェアの買い替えサイクルを短縮し、ユーザー当たりの支出を増やし、アップル製サービスの契約に拍車を掛けること。またキャリアや小売店を介さないD2Cモデル(企業などが製造から販売まで直接手がけ、消費者とDirectに取引すること)に移行する顧客も増えるかもしれない、とのことです。 Huberty氏の結論は、従来の取引型販売から定期的な収益への移行は「アップルの株価に意味のある上昇をもたらすだろう」というもの。アップルの優れた顧客維持率と拡大するエコシステムは、すでに「プラットフォーム」を作り上げている、と考えられるためです。 ざっくりと要約すれば「これまではiPhoneの分割払いが済んだ後は利益をもたらさなかったユーザーが、(解約までは)永遠に支払ってくれる」といったところでしょう。家計に電気代やガス代のような「アップル代」を定着させたいのかもしれません。 Source:</p>