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<p>【巨人】岡本和真“奥川キラー”だ ヤクルト戦も神宮も相性抜群 得意の舞台で天敵攻略へ意欲</p><p>#岡本和真 “奥川キラー”だ ヤクルト戦も神宮も相性抜群 得意の舞台で天敵攻略へ意欲 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の岡本和真内野手(25)が28日、29日のヤクルト戦(神宮)で対戦する奥川攻略に意欲を見せた。29日からは昨年セ・リーグを制して日本一に輝いたヤクルトとの3連戦。奥川にはクライマックスシリーズ(</p><p>CS)最終ステージ(S)での完封負けを含めて3戦3敗だが、岡本和は6打数4安打と苦手意識はない。27日に復帰即4打数4安打の坂本に加え、丸や中田ら4番を支える布陣も今季は好調。舞台の神宮、ヤクルト戦も大得意とする4番を中心に、厚みを増した新打線が天敵撃ちに挑む。 天敵攻略をイメージしながら、岡本和は一戦必勝の思いを強くした。29日からは昨季日本一のヤクルトと今季最初の3連戦。初戦で相まみえるのは、巨人が昨季、苦杯をなめた奥川だ。厚みを増した新打線の中心に座る主砲は「一戦一戦しっかり戦って、勝てるように準備していきたいと思います」と静かに闘志を燃やした。 巨人は昨季、レギュラーシーズンで奥川に2戦2敗を喫したが、岡本和は6打数4安打2打点の打率6割6分7厘。チーム一の“奥川キラー”で苦手意識は一切ない。さらに、ヤクルト戦と神宮も得意中の得意。本塁打と打点の2冠に輝いた直近2年は抜群の成績を収めてきた。ヤクルト戦は20年がカード別“3冠”、21年も本塁打、打点トップの好相性。神宮も、20年の打率と本塁打、21年の本塁打と打点がセ本拠地で最高の数字だった。「球場の相性が良いとかありませんが、いつもと変わらず相手投手にしっかり向かって戦いたいです」と平常心を強調したが、得意の舞台で奥川攻略を目指す。 4番を支える面々も好調を示している。左内腹斜筋筋損傷で開幕から2試合欠場していた坂本は27日にスピード昇格。いきなり4打数4安打1打点の打率10割と全快を証明した。走者をためた状態で2年連続打点王の4番に回すことができれば、得点力アップに直結する。岡本和は「走者をかえすことができれば(相手投手の)攻略にもなる」と話しており、今後のためにも嫌な印象を植えつける決意だ。 奥川にはCS最終S第1戦でもわずか98球で完封負けを喫したが、その時は左脇腹痛で岡本和が不在だっただけでなく、中田や丸も不調だった。今季は5番の中田がオープン戦から状態が良く、6番の丸も開幕3戦で打率5割。主砲の後を打つ面々の好調さは、右腕に苦しめられた昨季との最大の違いでもある。 この日、チームは休養日。岡本和は27日の第3戦で柳の内角球を巧みにさばき、左翼へ芸術的な1号を放つなど、開幕3試合で打率3割8分5厘、4打点。オープン戦2冠の調子そのままに、好発進した。開幕3連勝と勢いに乗るヤクルトだが天敵を攻略して勢いを止めれば重要な1勝になることは間違いない。死角のない不動の4番を中心に、天敵に襲いかかる。(河原崎 功治) ◆昨季CS最終S第1戦VTR</p>