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「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」は松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭だ。月日を過ぎ去る旅人に例えたものだが、芭蕉は東日本大震災の被災地・東北にも足を運び、各所に句を残した◆3月11日で震災からちょうど11年がたった。被災地を取材で訪れたが、昨年に比べ、マスコミの数は明ら…