もっと詳しく

日本では、古代から木造建築がおこなわれており、時代とともにさまざまな木造建築に関する技術が発展してきました。その結果、現在では17の技術がユネスコの無形文化遺産に登録されています。しかし、この日本の宝ともいうべき技術は、後継者不足により失われてしまう可能性が高まっています。本記事では、歴史的建築物の再生・活用を中心に活躍する一級建築士の鈴木勇人氏が、「伝統建築工匠の技」の後継者不足の背景にあるものは何か、解説していきます。