<カーボンフットプリント 住化の挑戦/上>
住友化学が独自開発のカーボンフットプリント(CFP)算定ツールの無償提供に乗り出した。金融市場や顧客からの情報開示要請が強まるなか、化学特有の複雑なプロセスの計算に企業が頭を悩ませている。日本勢は国としてのまとまりで欧米の後手にまわった感が否めず、早期に共通ルールを見いだせなければ国際競争力を著しく削がれるとの危機感も広がる。同社は自社ツールを選択肢の一つに提案し、業界内のルール統一に向けた議論をリードしたい考えだ。続きは本紙で
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