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ある女性は、高齢の母親の相続について不安を抱いていました。父親亡きあと、母親を差し置いて大半の財産を相続した弟が2人、母親の財産も虎視眈々と狙っているからです。心配した母親は、女性とその姉にすべてを渡すとの内容で公正証書遺言を作成しましたが、もし弟たちが遺留分を請求したら…。相続実務士である曽根惠子氏(株式会社夢相続代表取締役)が、実際に寄せられた相談内容をもとに、生前対策について解説します。