<p>【日本共産党100年】異質で不誠実な足跡 第1部「負」認めない歴史(上)</p><p>おしゃれな街で知られる東京・白金の「プラチナ通り」に近い渋谷区の閑静な住宅街。100年前の大正11年7月15日、この一角のアジトで日本共産党は誕生した。「創立の地」といった碑は一切ないが、周辺には何かの因果のように中国大使館の別館が建つ。</p><p>おしゃれな街で知られる東京・白金の「プラチナ通り」に近い渋谷区の閑静な住宅街。100年前の大正11年7月15日、この一角のアジトで日本共産党は誕生した。「創…</p><p>反応 おしゃれな街で知られる東京・白金の「プラチナ通り」に近い渋谷区の閑静な住宅街。100年前の大正11年7月15日、この一角のアジトで日本共産党は誕生した。「創立の地」といった碑は一切ないが、周辺には何かの因果のように中国大使館の別館が建つ。 共産党のホームページによると、共産主義とは「資本主義をのりこえて、さらに発展した社会」で、資本主義の「自由・人権・民主主義、生活と権利を守るルール、個性の発展」を引き継ぎ「さらに開花させる」という。一方、共産党の開祖、マルクスとエンゲルスは「共産党宣言」(1848年)で、こう記述する。 「共産主義者は、彼らの目的は、既存の全社会組織を暴力的に転覆することによってのみ達成できることを、公然と宣言する」</p>