もっと詳しく
お得な買い方がわかる購入応援!! 人気車&新型車だけの徹底バイヤーズガイド【SUV編】

 売れているクルマ(人気車)には売れるだけの魅力がある。新型車や注目車には人を引き付ける何かがある。新年度の「購入応援」特集として、それら日本車を「お得に買う」ためのバイヤーズガイドをカテゴリー別にお届けしよう! ラストとなる今回はSUV編!

※本稿は2022年1月のものです。
※各データ内の主要諸元は本文中の「おすすめグレード」のものです。
※「各値引き目標額」はひと声値引きで遠藤徹氏が独自調査したものです。グレード、地域などにより変動しますので目安としてください。車名隣は昨年販売台数の月平均です。
文/佐々木 亘、木村俊之、渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年2月26日号

【画像ギャラリー】新生活に向けての購入を応援!! 人気SUVのオススメモデル&オススメグレードをギャラリーでチェック!(14枚)画像ギャラリー


■トヨタ ヤリスクロス(8668台/月)

トヨタ ヤリスクロス。ヤリスをひと回り拡大したサイズのBセグ・コンパクトSUV。パワーユニットは1.5LのNAとハイブリッド

●おすすめの買い方…3年後の残価率が50%を超える高残価車のヤリスクロスは、残価設定ローンや、変則2回払いの残額据え置き払いがおすすめだ。高残価のクルマは、残価設定ローンだと月々の支払い額を小さくすることができるため、無理なく支払いを続けながら新車に乗ることができるだろう。人気車のヤリスクロスでは、高残価を上手く利用したい。(佐々木 亘)

●おすすめグレード…ノーマルエンジンは3気筒特有のノイズが気になる。ハイブリッドで、LEDヘッドランプなどを備えたZを選ぶ。

■トヨタ ヤリスクロス(2020年8月発売開始)
・価格帯:179万8000〜281万5000円
・全長×全幅×全高:4180×1765×1590mm
・重量:1190kg
・最小回転半径:5.3m
・エンジン:1.5L、直3(91ps/12.2kgm)+モーター(80ps/14.4kgm)
・WLTCモード燃費:27.8km/L
・おすすめグレードの価格:258万4000円
■人気No.1グレード:ハイブリッドZ
■値引き目標額:17万円
■納期:約8カ月待ち(2022年1月時点)

■トヨタ ライズ(6823台/月)

トヨタ ライズ。ヤリスクロスよりコンパクトなAセグのSUV。昨年のマイチェンでFF車は1.2LのNAとハイブリッドを搭載

●おすすめの買い方…車両本体価格は低いが、残価率は高いライズ。残価率が3年50%、5年35%前後は立派な数字だ。優遇金利を適用できることも多いので、ライズの買い方は残価設定の一択。他車と比べてローン残高が小さく、金利負担が少なくなるのもイイ。(佐々木 亘)

●おすすめグレード…一般的にハイブリッドは35万〜60万円高いが、ライズは30万円前後で割安。Gを推す。

■トヨタ ライズ(2019年11月発売開始)
・価格帯:170万7000〜232万8000円
・全長×全幅×全高:3995×1695×1620mm
・重量:1070kg
・最小回転半径:5.0m
・エンジン:1.2L、直3(82ps/10.7kgm)+モーター(106ps/17.3kgm)
・WLTCモード燃費28.0km/L
・おすすめグレードの価格:216万3000円
■人気No.1グレード:Z
■値引き目標額:23万円
■納期:約2カ月待ち(2022年1月時点)

■ホンダ ヴェゼル(4389台/月)

ホンダ ヴェゼル。フィットベースのコンパクトSUV。パワーユニットは1.5Lハイブリッドがメインだが1.5L NAも設定

●おすすめの買い方…ヴェゼルは保有期間が長くなる傾向が強い。2代目では機敏な走行性能だけでなく、快適さも加わり、ついつい乗りたくなるクルマへと進化を遂げた。だから残価などを気にせず、思いっきり使い倒せる、払いきりのローンをおすすめしたい。(木村俊之)

●おすすめグレード…ノーマルエンジンは低価格のGのみ。実用装備の充実したe:HEV・Zが買い得だ。

■ホンダ ヴェゼル(2021年4月発売開始)
・価格帯:227万9200〜329万8900円
・全長×全幅×全高:4330×1790×1590mm
・重量:1380kg
・最小回転半径:5.5m
・エンジン:1.5L、直4(106ps/13.0kgm)+モーター(131ps/25.8kgm)
・WLTCモード燃費:24.8km/L
・おすすめグレードの価格:289万8500円
■人気No.1グレード:e:HEV・Z
■値引き目標額:24万円
■納期:約5カ月待ち(2022年1月時点)

■トヨタ RAV4(4115台/月)

トヨタ RAV4。2L NAと2.5Lハイブリッドを搭載するミッドサイズSUV。FFもあるが、4WDをメインにラインナップ

●おすすめの買い方…オンロードで大人しく使うなら、ほかのSUVと同様に残価設定ローンでいいが、オフロード走行をしたい人は買い取りの方向で考えたほうが無難。払いきりのフルローンや現金一括で買って、臆せず使い倒すほうが、RAV4を楽しめそうだ。(佐々木 亘)

●おすすめグレード…野性的な雰囲気に合ったアドベンチャー(ガソリン)がお薦め。走りの機能も充実。

■トヨタ RAV4(2019年4月発売開始)
・価格帯:277万4000〜539万円
・全長×全幅×全高:4610×1865×1690mm
・重量:1630kg
・最小回転半径:5.7m
・エンジン:2L、直4(171ps/21.1kgm)
・WLTCモード燃費:15.2km/L
・おすすめグレードの価格:348万7000円
■人気No.1グレード:G
■値引き目標額:26万円
■納期:約4カ月待ち(2022年1月時点)

■日産 キックス(2920台/月)

日産 キックス。先代型ノートがベースのコンパクトSUV。パワートレーンは1.2Lハイブリッドのe-POWERを搭載

●おすすめの買い方…残価設定ローンの残価率は、3年後の時点で50%と高めの設定だから、月々の返済額を抑えやすい。お得な買い方になる。キックスの発売は’20年で、設計も比較的新しいため、現金で購入した時でも好条件で売却しやすい。(渡辺陽一郎)

●おすすめグレード…輸入車だから選択肢が少ない。ベーシックなXもプロパイロットなどを標準装着する。

■日産 キックス(2020年6月発売開始)
・価格帯:275万9900〜311万4100円
・全長×全幅×全高:4290×1760×1610mm
・重量:1350kg
・最小回転半径:5.1m
・エンジン:1.2L、直3(82ps/10.5kgm)+モーター(129ps/26.5kgm)
・WLTCモード燃費:21.6km/L
・おすすめグレードの価格:275万9900円
■人気No.1グレード:X
■値引き目標額:19万円
■納期:約4カ月待ち(2022年1月時点)


【番外編】SUVの新型車&注目車 三菱 アウトランダーPHEV

三菱 アウトランダーPHEV。新型は新しいプラットフォームを採用し、PHEVシステムも刷新して登場

●おすすめの買い方…プラグインハイブリッドなので、申請すると補助金の交付を受けられる。グレードがGの場合、国の補助金は19万1000円とされ、都道府県からも別途受け取れる場合がある。残価設計ローンの残価率は、3年後で47%となる。新型のSUVモデルなのに50%以下だが、車両価格が500万円近いので、残価設定ローンを利用して返済額を抑える方法もある。(渡辺陽一郎)

●おすすめグレード…機能と価格の関係で選ぶと、Gの7人乗りが割安だ。ただしGに価格の割高な本革シートなどのセットオプションを加える時は、これらを標準装着した最上級のPに変更する。

■三菱 アウトランダーPHEV(2021年12月発売開始)
・価格帯:462万1100〜542万700円
・全長×全幅×全高:4710×1860×1745mm
・重量:2090kg
・最小回転半径:5.5m
・エンジン:2.4L、直4(133ps/19.9kgm)+モーター(116ps+136ps)
・WLTCモード燃費:16.2km/L
・おすすめグレードの価格:499万6200円
■人気No.1グレード:P
■値引き目標額:21万円 
■納期:約6カ月待ち(2022年1月時点)

【画像ギャラリー】新生活に向けての購入を応援!! 人気SUVのオススメモデル&オススメグレードをギャラリーでチェック!(14枚)画像ギャラリー

投稿 お得な買い方がわかる!! 購入応援!! 人気車&新型車だけの徹底バイヤーズガイド【SUV編】自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。