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会話するドライビングパートナー パイオニアNP1

 愛車を快適かつ安全に使う上で、もはや必須の装備となったドラレコやカーナビ。しかし、クルマによって純正以外のカーナビが使えないなど、制約が増えてきている。

 そんなユーザーにとって、パイオニアから新発売となった「NP1(エヌピーワン)」は注目の製品だ。通信機能を備え、ドラレコやカーナビなど様々な機能を併せ持っている。これまでになかった新発想の製品をご紹介しよう。

文/高山正寛、写真/平野学、パイオニア【PR】

【画像ギャラリー】必須機能を全部のせ!! さまざまな機能を併せ持つパイオニア『NP1』は気が利くドライビングパートナー!!(12枚)画像ギャラリー

■カーナビも、ドライブレコーダーも、クルマの便利がこれひとつに

室内側から見た「NP1」。スピーカー部分に付いたバーは発話内容によって異なる光で反応する

 「これは一体何だ? ドラレコなのか?」、パイオニアから発表された新しいデバイスである「NP1(エヌピーワン)」を初めて見た時の素直な感想である。ただそれでいて「コイツは何かが違う」と思ったのも事実。

 この「NP1」は従来までのスタンドアロン型ではなく「カーナビ/ドライブレコーダー/車載用Wi-Fi」これにプラスして斬新とも言える新機能を搭載した高性能複合デバイスなのである。

 見た目は前後2つのカメラを搭載したドラレコにも見えるが(実際ドラレコ機能も併せ持つ)、ドライバー側に搭載された音声に反応して光るライトバーなどのデザインは最新のスマートスピーカーを連想させる。画一的なドラレコが多い中、このデザインは非常に新鮮だし、センスが良い。

カメラは前後ともフルHD画質で200万画素。夜間時にも強いCMOSセンサー「STARVIS」も搭載する

 早速デモカーでの試乗を行ったが、最初は画面を持たない「スマート音声ナビ」をチェックした。感動した点は沢山あるが、まずは発話に対して反応が早い、そして現状においても認識能力が高い点である。

 何せこのご時世、マスク着用が普通でデバイス側にとって認識能力が落ちる要素でもあるのに普通に語りかけるレベルで十分以上に反応&認識してくれる。

 そして音声案内に関しても従来のカーナビとは異なる「親切な案内」が魅力に感じた。今、走っている道路は何ていう名称か、いくつ先の交差点を曲がれば良いのか、事前にどの車線に移っていれば良いのか、もタイミング良く教えてくれる。

 また聞き漏らした案内も「もう一度教えて」と発話すればリピートしてくれる。高性能でありながら決してマニアックではなく、前を向いて運転に集中したい運転初心者にも優しいのだ。

 2番目はドラレコ機能だ。単体でも十分通用する高性能ドラレコを搭載、前方と室内/後方を広角かつ高画質で録画できる。そして何よりもマイクロSDカード以外に通信を使い、映像をクラウド側に保存できるというのが凄い、凄すぎる!

 運転中に音声で「録画して(写真撮って)」と発話するだけで操作前7秒間と操作後8秒間の動画が撮影できるし、何よりも車外にいて駐車場で当て逃げなどされても異常を感知したらスマホに通知してくれる(専用のケーブルが必要)。それをスマホ側で見られるという点も驚くばかりだ。

 そして今やカーライフには必需品と言えるのが3つめの車載用Wi-Fi機能だ。有料オプションとなるが、音楽や動画、ゲームなど車内でドライバーだけなく同乗する家族が楽しめるコンテンツは山ほどある。それを使い放題で楽しめるのだからたまらなく魅力的だ。

 プラン自体も用途に応じて3種類から選べるし、必要な時だけ専用スマホアプリから申し込めるので急なドライブでも慌てることはない。

 そして4番目となる「もっとカーライフ++(プラスプラス)」は「NP1」の将来性を最も感じる機能だ。発売時は「ドライブコール」「ドライブトピック」という2つの機能を備えているが、OTAを通じて、これから先も新機能が追加されていくという。

 2022年春には、「Amazon Alexa」の音声アシスタントも搭載予定で、その他企業とのコラボも予定しているそうだ。

 つまりのところ、ドライブの未来をこれひとつに集約したのが「NP1」であり、デバイス自体が日々成長する点が最大の魅力なのである。

■スマート音声ナビ 音声によるわかりやすいルート案内

スマホの音声アシスタントと同じように声で操作できる

 「NP1」と発話して目的地を伝えるだけでルートを探索してくれるのが最大のポイント。案内も運転に集中できるように次に進むべき方向をわかりやすく案内してくれる。それでいてカロッツェリアのカーナビと同様の渋滞回避能力を持っているというから性能自体はピカイチだ。

■クラウドドライブレコーダー もしもの時の映像を確実に保存

万が一の時はもちろん、ドライバーが音声や手動で操作した際のイベントも記録される

 万が一やドライバーが音声や手動で操作した際のイベントは「NP1」内のSDカードへの記録の他、クラウド側に自動保存される。これでSDカードがもし故障しても安心。またスマホ側へも通知されるので、クルマから離れていてもすぐに確認することができる至れり尽くせりの機能と言える

■クルマWi-Fi 定額でネットを使い放題!!

docomo in Car Connectを利用するには別途NTTドコモとの契約が必要だ

 車載用Wi-Fiルーター機能を搭載し、NTTドコモが提供するインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応することで走行中も安定した通信環境を得る事が可能。用途に応じて3種類のプランを専用スマホアプリから選べるが何よりも使い放題なのが嬉しい!

■もっとカーライフ++ ドライブコールでもっと便利に楽しく

他にも時間や位置情報をもとに走行する地点の情報をNP1が教えてくれる「ドライブトピック」などの機能を搭載する

 「ドライブコール」という機能は専用アプリ「My NP1」を使い映像や音声、そしてクルマの位置情報などを車外でスマホを持つ人とリアルタイムで情報共有。「NP1」側からは「○○さんにドライブコール」と発話するだけで相手のスマホにメッセージが届くという優れものだ。

■CMキャラクターは千原ジュニア&藤本美貴

自動車好きとしても知られる千原ジュニアが藤本美貴と共にCMキャラクターに

 発表会に登場した2人は「NP1」の各機能をアピールするCMに出演。登場時もドライブコールで会場にアクセスし、高機能ぶりを披露した

■料金プランはこちら

購入プラン

 「NP1」の初期費用は、本体代+通信+サービス利用料で、サービス利用期間の違う2つのプランが選べる。ベーシックプランは、1年分のサービス利用料が含まれており、バリュープラン(パイオニア公式オンラインショップのみの販売)は3年分が含まれる。

 サービス利用期間終了後は1年おきの更新となり、更新料は通信+サービス利用料のみで、年間1万5840円となる。注目はバリュープランで、3年間利用する際はベーシックプラン+2年分更新という形よりも、3年で3960円もお得なのだ!

 バリュープランは、パイオニア公式オンラインショップのみの販売となっている。

 「NP1」には「Piomatix(パイオマティクス)」という全く新しいプラットフォームを搭載している。刻一刻と変化する運転状況のあらゆる情報を把握・分析し、ドライバーに最適な情報を音声で届けてくれる。

 ひいては、ドライバーの反応や運転行動を学習していくというから驚きだ。まさに未来の移動体験ではないか。「必須機能を全部のせ」しただけでなく、購入してからも成長を続けるデバイスという点が、「NP1」の最大の魅力なのである。ということで筆者も購入しました!

●パイオニアNP1 NP-001
 ・ベーシックプラン 65,780円(税込)通信+サービス利用料1年分つき
 ・バリュープラン  93,500円(税込)通信+サービス利用料3年分つき
※取り付け費用別/クルマWi-Fiは別途

お問い合わせ:NPサポートセンター0120-599-120
https://shop.pioneer.jp/(リンク先)

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