(作品社・2640円) 自分とは何かその揺れこそ魅力 このところ台湾の現代文学の紹介が盛んだ。本書は「台湾文学ブックカフェ」と題された三冊のアンソロジーの第一巻。八人の女性作家の短篇を集めている。 台湾文学の大きな特色は、自分とは何かというアイデンティティーの確認にある。そこには戦前の…
(作品社・2640円) 自分とは何かその揺れこそ魅力 このところ台湾の現代文学の紹介が盛んだ。本書は「台湾文学ブックカフェ」と題された三冊のアンソロジーの第一巻。八人の女性作家の短篇を集めている。 台湾文学の大きな特色は、自分とは何かというアイデンティティーの確認にある。そこには戦前の…