横浜ゴムは、8月6~12日に開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリー2022に参戦するチーム三菱ラリーアートに、マッドテレーンタイヤ『GEOLANDAR M/T G003(ジオランダーM/T G003)』を供給すると発表した。
アジアクロスカントリーラリーは、1996年にスタートしたFIA国際自動車連盟公認のクロスカントリーラリー。近年はタイを出発点として“アセアン地域”と呼ばれる東南アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台に戦いが繰り広げられてきた。
そんなAXCRは、2019年から新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が続いたが、今年3年ぶりに開催されることになった。同イベントに向け、ミツビシは今月18日、同社が技術支援するチーム三菱ラリーアートが『ミツビシ・トライトン』でAXCR2022に参戦することを発表。あわせて増岡浩がチームの総監督を務めることをアナウンスしている。
横浜ゴムは、タイのプライベートチームであるタント・スポーツが運営するチーム三菱ラリーアートを足元から支えるべく、SUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ、ジオランダーM/T G003を供給する。
このタイヤはあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求し、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現したもの。横浜ゴムのジオランダーシリーズはモータースポーツシーンでも多くの活躍をみせており、アジアや北米、メキシコなどの過酷なオフロードレースでの勝利など数々の成功実績を持つ。