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<p>【巨人】菅野智之「緊張しています」勝てば開幕戦5勝目の球団新…自身初日本一への先陣に意欲</p><p>#菅野智之 「緊張しています」勝てば開幕戦5勝目の球団新…自身初日本一への先陣に意欲 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人・菅野智之投手(32)が24日、5年連続の開幕投手を務める中日戦で、球団史に名を刻む決意を示した。球団最多となる8度目の大役で、勝てば球団新の5勝目が懸かる。記録と勝利を両立させ、10年ぶりの日</p><p>本一への先陣に意欲を燃やした。 球団最多8度目の大役を託された意味を、かみしめるように菅野は言った。「緊張しています」。勝てば開幕戦5勝目となり、斎藤雅樹と別所毅彦(巨人で4勝)を超え球団新記録が懸かる。「狙える位置にいるので、それ(記録)イコール、チームの勝利。しっかり意識した上で試合に入れれば」。重圧、期待を受け止めて、マウンドに立つ覚悟を固めた。 主将・坂本が開幕戦欠場となり、大黒柱を欠いた状態でシーズンが始まる。投打の主力同士、多くの時間を共にしてきただけに主将の気持ちが痛いほど分かった。「勇人さんも、チームにかける思いだったり、個人のことでも相当な思いがあったと思う。ただ、今いるメンバーで戦うしかない。まず戦場に生きる身としていい流れを作って、勇人さんが帰ってきた時にチームがいい状態でいられるように」と、緊急事態を救う決意をにじませた。 13年のプロ入りから9年間で足りない勲章がある。「僕としても入団してから日本一になっていない。そういう不名誉な記録を聞くと、自分自身も悔しい」。そう語るほど大きな意味を持つ挑戦が始まる。開幕ローテには山崎伊、堀田、赤星と1軍登板未経験の3投手が入った。投手の軸として、菅野にかかる負担は増すが「彼らと勝負、競っていてはいけない立場だと思っている」。圧倒的な結果でチームをけん引するつもりだ。 昨季は6勝に終わり、今春キャンプでは3年ぶりの初日ブルペン入りや、18年以来の100球超えの投げ込みも解禁して肉体を仕上げた。オープン戦では3試合で防御率7・36と苦戦したが、残された時間は万全の状態で開幕を迎えることだけに集中。この日は東京Dで短距離ダッシュなどを行い、最終調整を終えた。「いい時間を過ごせたけど結果が出ませんでしたじゃ、プロの世界じゃ通用しない。しっかり結果を出してこそ『いい時間だった』と言える」。絶対エースの1球から、頂点を目指す戦いが始まる。(小島 和之)</p>