<p>中居正広、優勝予想はもちろん「巨人」…20代後半野手の覚醒を期待「手のつけられない選手が出てきて」</p><p>中居正広、優勝予想はもちろん「巨人」…20代後半野手の覚醒を期待「手のつけられない選手が出てきて」 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>熱狂的G党で知られるタレントの中居正広(49)がスポーツ報知のインタビューに応じ、25日に開幕するプロ野球・巨人の今季を占った。2年ぶり覇権奪回を目指すチームは、オープン戦を昨季日本一のヤクルトと並</p><p>ぶ最下位で終えた。順位予想は、当然ながら「優勝」だ。特に“大谷世代”の松原聖弥外野手、吉川尚輝内野手ら、20代後半野手の覚醒を期待する。「脂の乗った世代から手の付けられない選手が出てきてほしい」と強く願った。(聞き手=畑中 祐司、田中 雄己) オープン戦、最下位ですか。こういう場合は『オープン戦はオープン戦』と考えるようにしています。だって、オープン戦って公式戦じゃないんでしょ?と思っています。そうじゃないと、おかしくなっちゃう。 毎年なんですが、他球団のチーム事情はニュースでポジティブなものしか情報が入らないけど、応援している球団はネガティブな部分まで見るから、基本ネガティブ。あっ、でも(打率4割4分4厘だった)小林選手だけは『オープン戦だから』じゃなく『これはもう本番だ』と思いながら見ています。本番でもやってくれると思っています。 今年のジャイアンツは、昨シーズン(日本一)のヤクルトと同じです。去年の今頃は『ヤクルト、大丈夫?』なんて思っていた。(先発ローテが)小川、石川、次は…あれ、2枚しかいないの?って。それが蓋を開けてみれば、7枚ぐらいいた。ジャイアンツも今、菅野、メルセデスに…あとは山口俊? 戸郷? 高橋? あれ、これ2枚しかいないんじゃないの? これは前向きに捉えましょう。 野手は坂本、丸の1つ下の世代が、もうちょっと伸びてほしい。吉川に松原、あと若林、立岡、右で言えば石川。本来なら軸になっていてほしいと思う選手が、いつまで争ってるんだよ!という。誰かが誰かを蹴落としていないといけないのに、誰も蹴落とされていない。30代から(25歳の)岡本和の間がいない。(メジャーリーガーの)大谷と誠也の世代(94年生まれ)ですよね。そこな気がします。一番脂の乗った世代から『こいつ、来たな~』みたいな選手、手のつけられない選手が出てきてほしい。 キーマンは難しい。もう全選手の底上げ。ジャイアンツがもう1つ上にいくには、みんなが打率1分ずつ上げないといけないし、本塁打もみんな5本増しで盗塁も。(先発)投手も、みんな1試合で、もう1イニングずつ。だから(シーズンで)20~30イニングは伸ばさないといけない。岡本和が本塁打王、打点王で1人が圧倒的で軸があるから、とは言ってられない。 でもね、これだけ言っておいて自分でもビックリするんですけど、今年のジャイアンツは優勝なんですよ。これね、優勝なんです。僕も素人だから分からないんですけど、優勝なんですよ。(前年)6位が優勝しちゃうのがプロ野球。昨シーズンはヤクルトとオリックスが日本シリーズを戦うなんて、誰一人思ってなかった。これがプロ野球の面白いところ。必ずしも弱いチームが負けるスポーツじゃない。強いチームが必ずしも勝つスポーツじゃない。だから好きなんでしょうね。 野村(克也)さんじゃないけど、勝ちには不思議の勝ちはある。負けることには、れっきとした要因、敗因がある。でも、不思議な勝ちがある。それを積み重ねて、今年はジャイアンツが優勝です。 ◆中居 正広 (なかい・まさひろ)1972年8月18日、神奈川県生まれ。49歳。2000年の巨人開幕戦で国歌独唱、14年にSMAPとして国歌斉唱を担当。04年アテネ五輪から18年平昌五輪まで夏冬8大会連続でTBS系中継メインキャスター。07年からフジテレビ系野球番組「たまッチ!」(不定期放送)に出演。13、17年の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で日本野球機構公認サポーターを務めた。</p>