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<p>首相、対露制裁「ひるまず断固対応」 G7で表明</p><p>首相、対露制裁「ひるまず断固対応」 G7で表明 岸田文雄首相は、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)でロシアが日本との平和条約締結交渉を中断したことについて「ひるむことなく今後も断固とした対応をとる」と表明した。</p><p>【ブリュッセル=長嶋雅子】岸田文雄首相は24日午後(日本時間25日未明)、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)でロシアが日本との…</p><p>G7首脳会合に臨む岸田首相=24日、ブリュッセル(内閣広報室提供・共同) 【ブリュッセル=長嶋雅子】岸田文雄首相は24日午後(日本時間25日未明)、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)でロシアが日本との平和条約締結交渉を中断したことについて「ひるむことなく今後も断固とした対応をとる」と表明した。ロシアへの貿易上の優遇措置「最恵国待遇」の撤回のための法改正案の今国会提出に向け、準備を進める方針も明らかにした。サミット後、記者団の取材に答えた。 首相はサミットで、ウクライナや周辺国に1億ドル(約121億円)の追加支援を行うことや避難民受け入れなどの取り組みを説明した。また、インドとカンボジアの歴訪を踏まえ「アジアを代表してG7に参加する日本の第三国への働きかけを説明し、高い評価を得た」と強調した。 北朝鮮が24日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことに関しては「G7として連携して対処していくことを確認した」と述べた。 首相はサミットに先立ち、米国のバイデン大統領と意見交換し、ロシアや北朝鮮への対応について、日米で緊密に連携していくことを確認した。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、EUのミシェル大統領、英国のジョンソン首相とも個別に会談した。 サミット後にはポーランドのモラウィエツキ首相と会談し、同国にウクライナからの避難民支援チームを設けることや古川禎久法相を近く首相特使として派遣することなどを伝えた。首相は「今後とも困難に直面するウクライナの方々を支えるため、できるだけの支援を行う」と語った。 特集・連載:</p>