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<p>大人2名が快適に眠れる、“水陸両用”のキャンピングカーとは?|Pen Online</p><p>“水陸両用”のキャンピングカーが登場! 100%電動で環境にも👍</p><p>パンデミックを機に、都会から逃避したい人へラトビアのデザインスタジオzeltiniはこのほど、水陸両用の電動キャンピングカーの市販バージョン「Z-triton 2.0」を発表した。同社は、2020年に…</p><p>2020年に製作された試作品も十分機能していたが、大量生産に移行するまでにはいくつかの改良が必要であることが示されていた。デザイナーやトップエンジニアなどのチームは、段階を踏みながら14カ月にわたって懸命に働き、新しいバージョンを完成させた。 今回のZ-triton 2.0は、市販化にふさわしいすべての機能と特徴を備えている。部品の大半はデザイン面および工学面の見直しが行われ、前バージョンと比べて大幅に改良されている。 新モデルは、幅がやや広くなり、キャビン空間が増して、2人の大人が中で快適に眠れる。トライクの部品は、設計が大幅に見直され、リア・サスペンション、調整可能なサドル、油圧ディスクブレーキ、7速までの内部ギアハブで、移動がはるかに快適になった。 トライク部分の電動パワーは1000Wで、前モデルの2倍となった。ボートモードも、性能がアップしている。本体に組み込まれて、キャビンから上げ下ろしできる強力な1150Wモーターのおかげだ。 —fadeinPager— Z-triton 2.0は、100%電動だ。それを支えるのは、ボート用と三輪車用の電動モーターと、リチウムイオンバッテリー・パック、屋根に統合されたソーラーパネルだ。 本体は有機ファイバーグラス製で、リサイクル済みのペットボトルから作られたポリエステルも使用している。また、多くの部品は、バイオプラスチックを使って大判3Dプリントされている。 屋根には植木鉢も付いていて、中には小さな木が植えられている。森林再生のために、途中で植林することも可能だ。Z-triton 2.0は、市場で最もCO2排出量が少なく、サステナブルなRV車を目指しているのだ。 Z-tritonでは、市販バージョンとは別の、モジュール式のDIYキットも開発中だ。こちらは、同じコンセプトだがもっと簡略化され、価格が手頃で出荷しやすいバージョンとなる。 サステナビリティや社会的インパクトを目指す同社の製品開発は、メイカーズ(Makers)ムーブメント(「デジタル技術を使ったモノづくり」)を基盤としつつ、ノルウェーの助成金による支援も受けている。 Z-tritonを中心とする同社のビジョンは、代替的な手段で移動しようと努め、地球に深く思いを寄せる人々から構成される、国際的なコミュニティを作ることだ。 ボートのダッシュボードには、取り外し可能な操舵輪、ディスプレイ、USB充電ポート、警笛、ライト、電源およびモードスイッチがある。 7速の内部ギアハブと、1000Wの電気モーター</p>