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 米モデルナは17日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を可能にする緊急使用許可(EUA)を米国食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。18歳以上を対象にするが、まず高齢者と基礎疾患がある若年層での導入を想定している。4回目接種は米ファイザーと独ビオンテックも15日にEUAを申請した。

 申請でどのようなデータを提出したかは明らかにしていないが、オミクロン株流行時に収集された米国とイスラエルの接種後データを活用した。ファイザー製ワクチンは65歳以上を対象に4回目接種が申請されているが、モデルナは基礎疾患がある若年層なども対象にできるよう18~64歳も含めて申請した。

 同社は日本でも4回目接種の必要性があるとみており、オミクロン株に対応したワクチンを今秋までに実用化する考え。4回目を想定して、今年下期の供給分として7000万回分追加することを先ごろ発表している。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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