もっと詳しく

日本人の死因トップは「がん(悪性新生物)」27.6%、次に多いのが「心疾患(高血圧性を除く)」15.0%です。ただし心疾患の中で死亡率が最も高いのは「心不全」であり、診断されてから5年後も生存している確率を比較すると、がんは68.4%(全部位、全病期)、心不全は50%以下。心不全は、死亡率トップのがんよりも生存率の低い、恐ろしい病気なのです。心不全のリスクを知り、早期発見するためのヒントを見ていきましょう。“心疾患・心臓リハビリ”の専門医・大堀克己医師が解説します。