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 テキサス・モータースピードウェイで行われているNTTインディカー・シリーズ第2戦。デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングに移籍後、初のオーバルレースに挑む佐藤琢磨は、予選3番手から決勝レースに挑む。

 2022年は第2戦にスケジュールされたテキサス・モータースピードウェイのオーバル戦。

 予選前のプラクティスを12番手で終え、予選を戦った佐藤琢磨。18番目に1回2周の平均スピードで争う予選アタックを行い、トップのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)にわずか届かなかったものの2番手のスピードを記録する。

ポールのローゼンクヴィストには0.0034秒及ばなかった佐藤琢磨
ポールのローゼンクヴィストには0.0034秒及ばなかった佐藤琢磨

 その後、ラストにアタックしたスコット・マクラフラン(チーム・ペンスキー)に交わされ予選3番手で終えたが、シングルグリッドは、2020年にゲートウェイでポールポジションを獲得した以来だ。

「本当に素晴らしいチームワークでした。51号車のマシンを担当するメカニックたちは、できることをすべてやってくれました。これには心から感謝しています。51号車ヌーテックODT・ホンダはとても快調です」

「僕はこのマシンで全力を振り絞りました。マシーンはとても速く、ポールシッターとは0.0034秒しか差がありませんでした。このチームと戦う最初のオーバル戦で予選3位に入れたのは、言葉ではとても言い表せないくらい嬉しい結果です。レースでもいい戦いができる自信があるので、明日の決勝がとても楽しみです」と琢磨はチームのリリースでコメント。

 予選後に行われたファイナルプラクティスでも89周を走行し、6番手のスピードを記録している。

 2019年にはポールポジションを獲得するなどテキサスで相性の良さをこれまでも見せている佐藤琢磨。決勝レースではどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか?