ゼレンスキー氏はこれまでに米国や英国、ドイツ、カナダの議会でもオンラインなどでスピーチを披露し、その圧倒的な発信力でそれぞれの国の議員、
そして国民の心を動かしてきている。そして今回、日本の国会に向けた演説でも“爆弾発言”が飛び出すのではないかと、注目の的となっているのだ。
ゼレンスキー氏はロシアの侵攻を受けて、ウクライナへの支援などを呼びかけるため、各国の議会にオンラインでの演説を打診してきた。
3月16日には米連邦議会でスピーチし、その内容が大きな支持を集めるととともに物議を醸した。自民党関係者が言う。
「ウクライナの窮状を訴え、米国からの支援を求める見事な演説でした。
途中にマーチン・ルーサー・キング・ジュニアの“I have a dream”を引くくだりを入れるなど、米国人の琴線に触れるような工夫が随所にあった。
いきなり侵攻を受けたウクライナの置かれた状況を説明するために、
1941年12月7日の日本軍による真珠湾攻撃を引き合いに出し、“パールハーバーを思い出してください”と語りかけました。
もちろん日本人の目線から見れば、軍事施設を標的にしていた真珠湾攻撃よりも、人類の歴史上で唯一、
広島と長崎で民間人に向けて核兵器を使用した当時の米国のほうが、いま核攻撃を示唆しているロシアのプーチン大統領と重なってくるように思えるのは当然。
ただし、米国でのスピーチで真珠湾攻撃に言及する効果は抜群で、喝采を集めました」
「ドイツでの演説で、ロシアとの経済的関係を深めようとしてきた経緯が批判されたことを考えると、
ゼレンスキー大統領が近年の日露関係を厳しく批判する言葉を口にする可能性は十分にあるでしょう。
とりわけ批判の対象なりそうなのが晋三・元首相です。北方領土返還のためだとして、ロシアのプーチン政権に融和的な姿勢を取り続け、
在任中に11回もの訪露を繰り返し、プーチン氏とは27回も会談を重ねてきた。
2014年にロシアで開かれたソチ五輪では開会式に氏が出席し、プーチン氏との首脳会談で笑顔を振りまいた。
その直後に、プーチン氏はクリミアの武力併合に踏み切り、本来なら氏にとって赤っ恥のはずですが、
その後も経済支援のプラン策定などに傾倒してきた。領土を取り戻すためだったのでしょうが、
結果としてプーチン政権に今回の戦費を稼がせたという意味では、やはりゼレンスキー氏から批判の矛先を向けられる可能性があるでしょう。
もちろんゼレンスキー氏は日本を批判するだけでなく、唯一の被爆国である日本が、
核のボタンを押しかねないプーチン氏を止めるために最大限努力する必要があるといったことにも言及するのではないか。
岸田文雄・首相が広島選出ということも当然、意識されるはず」
ゼレンスキー氏は日本に向けてどのような演説をするのか。そして日本政府はどう対応することになるのか。
https://www.news-postseven.com/archives/20220320_1737130.html?DETAIL
引用元: ・ゼレンスキー氏 日本の国会演説で「安倍・プーチンの蜜月を批判」か [puriketu★]
The post ゼレンスキー氏 日本の国会演説で「安倍・プーチンの蜜月を批判」か first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.