背筋も凍るほわ~い話 (毎日新聞)

◆背筋も凍るほわ~い話(TBS=後7・0) 一見ホラーな出来事を再現ドラマで表現し、そこに隠された意外な事実をあてる新感覚のホラー番組の第2弾。司会はかまいたち。ゲストに朝日奈央、松村沙友理、見取り図、もう中学生。 乙葉が出演する再現ドラマでは、新しいぬいぐるみが家に来てから不可解な行動……

安部龍太郎「ふりさけ見れば」(215) (日本経済新聞)

〈あらすじ〉密命を果たすべく唐に残った遣唐使阿倍仲麻呂。一方、日本に帰国した吉備真備は、朝政が藤原氏に牛耳られている現実を目にする。牙城を崩そうと、遣唐押使も務めた権力者、多治比縣守の協力を取り付けようとしていた。◇ ◇ ◇「さようか。鈴鹿王さまがな」縣守はあごの張ったいかつい顔に……

【映画評】「THE BATMAN-ザ・バットマン-」ヒーロー2年目、闇の中の成長物語 (読売新聞)

DCコミックスに初登場してから80年以上。大都市ゴッサム・シティをむしばむ悪と闘うバットマンの物語は、コミック、そして映像の世界で 輪廻(りんね) を続け、さまざまな世代を魅了してきた。 この「ザ・バットマン」は、「クローバーフィールド/HAKAISHA」「猿の惑星 聖戦記」「猿の惑星:新世紀」な……

「世界一小さい美術館」運営 夫婦で歩んだ三十余年 (日本経済新聞)

この画家の絵がどうしてもほしい。1982年、池田20世紀美術館(静岡県伊東市)の「菅創吉の世界」展で、私たち夫婦の気持ちは固かった。恐る恐る館長室を訪ねると「そんなに気に入ったのなら」との返事だった。価格は1カ月の生活費をはるかに超えていたが、跳び上がるほどうれしかった。その時手に入れ……

MetaMoJi社長 浮川和宣(1)夫婦の物語 (日本経済新聞)

ここ10年は夏は長野・蓼科、春と秋は東京、冬は宮古島で暮らしている。今眼前に広がるのは、どこまでも美しい東シナ海の大海原だ。都市の喧噪(けんそう)とは無縁の土地だが隠居生活を過ごしているわけではない。「人間の知的活動を支えるものを創りたい」。その思いは、あれから何も変わっていない。……

音楽 /東京 (毎日新聞)

■世田谷美術館ミュージアム・コレクション?関連企画「HARDCOREAMBIENCESETAGAYAPM」 27日15時、世田谷美術館講堂(世田谷区砧公園1の2、東急田園都市線用賀駅徒歩約17分)。出演=Nyantora+duenn・AYANE SHINO。Koji NakamuraのソロプロジェクトNyantoraと、福岡を拠点とするサウンドアーティストdue……

父設立の造園業、次女が母から受け継ぐ アイキョー (日本経済新聞)

アイキョー(東京都稲城市)は都内で土木清掃会社に勤務していた進藤重男氏が1989年に設立した造園会社だ。「公園や緑地造成の整備で仕事が増える」とみて多摩ニュータウン開発の最後発地域、稲城市で独立開業し、公共事業を中心に受注を伸ばした。2009年に重男氏が病気で倒れ64歳で急逝。後継と目され……

浜松を光産業拠点に エコシステムづくりに挑む (日本経済新聞)

静岡県は軽自動車や超高感度光検出器などイノベーションを起こし、世界的な企業を輩出してきた。その系譜には、挑戦する「やらまいか精神」など技術革新のエンジンが必ずあった。過去の成功体験にとらわれ改革が遅れる日本。そんななか静岡ではイノベーション再興の槌(つち)音が聞こえてきた。2021年……