次世代メモリーMRAMは20年戦略 遠藤哲郎東北大教授 (日本経済新聞)

スマートフォンなどの半導体の消費電力を100分の1にできると期待される「磁気記録式メモリー(MRAM)」。半導体の次世代技術の本命だ。MRAM研究をリードする東北大学の遠藤哲郎教授は、普及に「20年の計」を唱える。MRAMは電子が持つ磁石の性質(スピン)を利用することで、電源を切っても情報が失われ……

インド、GDP5.4%増 (日本経済新聞)

【ニューデリー=馬場燃】インド政府が28日発表した2021年10?12月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比で5.4%増と5四半期連続のプラスだった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が拡大する前にあたり、製造業などが持ち直していた。足元ではコロナ感染の減少で経済活動が再開しているが、エ……

「武力で解決」は誤り=不動産賃貸業・安藤文郎・72 (毎日新聞)

(宮城県) ロシア軍がウクライナに侵攻したことを報じた2月25日の本紙1面で、その根底には米国への恨みがあると指摘した解説記事を読んだ。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに欧米寄りの政権ができ、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指したことを不快に思ったのだろう。侵攻の口実として、……

父の残した縁 新潟市江南区・高橋祥子(無職・64歳) (毎日新聞)

父は生まれてすぐ、母親と死に別れました。近くの乳母さんの家で育てられ、乳母さんの息子さんとは成長してからも仲よく交流しました。今では珍しい「乳兄弟」として、お互いに家庭を持ってからも親戚のように付き合ってきました。 父が20年前に亡くなってからは、年賀状だけのやり取りが続いていまし……

都会の真ん中でタヌキ=医療職・本城有華・33 (毎日新聞)

(大阪府) 先日、夜の8時ごろ、仕事帰りに4歳の娘を迎えに行った時のことです。通りに面した道を歩いていたら、近くの寺から大きな猫のような動物が飛び出してきました。道端の植栽の中で、ごそごそ動いています。よく見るとタヌキです。大阪市内の真ん中で出合ったことにとても驚きました。 今年91歳……

人をつなぐスポーツの魅力=中学生・戸高愛美・15 (毎日新聞)

(大分県) 北京冬季オリンピックで印象深いシーンがありました。スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手と、絶対王者といわれた米国のショーン・ホワイト選手が競技後に抱擁し、互いに健闘をたたえあいました。各国の選手たちは相当な重圧の中で戦っており、このシーンを見て……

通貨防衛とは 為替介入や利上げが手段 (日本経済新聞)

▼通貨防衛 中央銀行や政府が自国通貨の急落を防ぐために対策を打つこと。自国通貨が急落すると輸入価格が上昇してインフレになったり、外貨建て債務が膨らんで債務不履行に陥ったりする。通貨安をきっかけにした経済危機を防ぐ。外貨準備を使って他国通貨を売って自国通貨を買う為替介入や、政策金利……