東京都練馬区の北西部で65年前に構想されたまま休眠状態となっていた区の公園整備計画が再び動きだし「なぜ今ごろ」と、住民が困惑している。区は、絶滅危惧種のカタクリの自生地を含む23区では貴重な緑地の保護が必要だと説明するが、宅地化の進んだエリアは既に約1000人が暮らす住宅街となっている。計画に反対する署名運動も活発に行われ、合意形成は難航必至とみられる
◆宅地開発進み現在は住宅が林立
問題となっているのは、区内の大泉地区を流れる白子川流域の自然環境の保全を図る「稲荷山公園」の整備計画。1957年、川沿いの良好な樹林地の保全を目的として8ヘクタールを整備することが都市計画決定された。
その後、78年に隣接の樹林地が計画地に編入され、総面積は10ヘクタールとなった。79年に「稲荷山憩いの森」(2.2ヘクタール)、2017年に「清水山の森」(1ヘクタール)が同公園の一部として部分開園している。だが、それ以外の部分については、宅地開発が進展。都市計画決定されたばかりの頃は見渡す限りに広がっていた農地や林は、住宅が林立するようになった。
区道路公園課によると、計画地にはカタクリの群生地が残り、オオタカなど希少種も生息し、現在のままでは自然の保存は困難な状況にあるという。「乱開発を防ぐ」として棚上げしていた公園の整備方針を区が改めて示したのは19年。「区みどりの総合計画」に「みどりの拠点」として整備する方針を盛り込んだ。
これを受けて昨年2月、「稲荷山公園基本計画」の素案を公表。「川や屋敷林が点在する『武蔵野の面影』を感じられる公園として整備する」とした。これに住民たちが驚いた。
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東京新聞: 65年前の公園計画が突然再浮上 練馬の住宅街が騒動に「いまさら立ち退きなんて無理」.
https://www.tokyo-np.co.jp/article/166651
引用元: ・【東京】65年前の公園計画が突然再浮上 練馬の住宅街が騒動に「いまさら立ち退きなんて無理」 [ぐれ★]
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