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<p>NHKアナから「職人の道」へ彼女のただならぬ決意 | 夢を諦めない「脱会社員の選択」</p><p>【NHKアナから「職人の道」へ彼女のただならぬ決意】 「年齢を重ねることを喜べる生き方がしたい」 #東洋経済オンライン</p><p>テレビ局のアナウンサーは子どもの頃からの夢だった。狭き門ゆえ周囲から反対されたものの、どうしても夢をかなえたくて、卒業生にアナウンサーが多い立教大学を選んで進学した。大学では専門学校3校を掛け持ち。…</p><p>努力が実を結び、新卒で憧れだったNHKに入局。三重県・津放送局の配属となり、ニュースを読んだり、現場からの中継やリポートをしたり。「夢のように楽しくて、天職だと思うぐらい」、刺激的な毎日だった。 NHK津放送局に勤めていたアナウンサー時代(写真:梶浦さん提供) 一方で、アナウンサーという仕事を続ければ続けるほど、自分に求められる価値の一つが「若さ」であることに気づいた。「人は必ず年を取り、若さが失われていくことには誰もがあらがえない。それなのに若さに価値が見出され、年を取ることを喜べない生き方ってどうなのだろう」。 心の中に疑問を持ちながら仕事を続けていた時のこと。夕方の情報番組で、伝統工芸の職人を紹介する「東海の技」というコーナーを担当するようになった。この仕事がきっかけで、伝統工芸の世界に魅せられていく。 →</p>