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私たちの社会はアカデミズムに対してどこか距離感がある。たとえばテレビの番組で、専門家とならんでタレントがコメントを述べるのは、その「距離感」を埋めるためだと思う。まして本書の主題は「ポピュラー音楽」。みんな、なにかしらふれてきた、うるさ型ファンも多い分野だ。私などもつい「知識は凄…