<p>首相、G7サミットに出席意向「結束示すことが大事」</p><p>首相、G7サミットに出席意向「結束示すことが大事」 「G7の結束を示すことがまず大事だ。会議ではより突っ込んだ意見交換ができると思う」</p><p>【ニューデリー=永原慎吾】岸田文雄首相は19日午後(日本時間20日未明)、ロシアによるウクライナ侵攻への対応を協議するため、先進7カ国(G7)が24日にベルギ…</p><p>会談に臨む岸田文雄首相(左)とインドのモディ首相=19日、ニューデリー(ロイター) 【ニューデリー=永原慎吾】岸田文雄首相は19日午後(日本時間20日未明)、ロシアによるウクライナ侵攻への対応を協議するため、先進7カ国(G7)が24日にベルギー・ブリュッセルで開く首脳会談(サミット)について、「G7の結束を示すことがまず大事だ。会議ではより突っ込んだ意見交換ができると思う」と述べ、出席する意向を示した。訪問先のインドの首都、ニューデリーで記者団の取材に答えた。 首相は、19日のインドのモディ首相との首脳会談に関し、「ウクライナ情勢についてかなり長時間、非常に突っ込んだやり取りをした」と強調。首脳会談では、ロシアと伝統的な友好関係を維持するインドとウクライナ情勢で、日印両国がどの程度一致できるかが焦点だったが、「モディ氏との間で一歩踏み込んだ連携を確認することができたと感じている。有意義な会合だった」と振り返った。両首脳が発表した共同声明では、ウクライナの紛争と人道危機に深刻な懸念を表明し、戦闘の即時停止を求めた。 今年前半に、東京で開催する日米とオーストラリア、インドの協力枠組み「クアッド」の首脳会談にも言及。中国による東・南シナ海への海洋進出を念頭に、「今回のウクライナのような一方的な現状変更をインド太平洋地域で決して許してはならない。4カ国が一丸となってさまざまな地域の課題に取り組んでいかなければならない」などと語った。 特集・連載:</p>