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 名阪近鉄旅行が座椅子の発売を開始した。その名は「ザ・イス」とそのまんまだが、バス事業者がからむとちょっと欲しいアイテムに早変わり。早速詳細を見てみよう。

文:三条桐葭
編集:古川智規(バスマガジン編集部)


本物のこだわりがキッシリ

 「ザ・イス」は3種類のデザインが用意されており、いずれも本物のバスシートモケットを使用している。いずれも座面は約45×45cm、背面は高さ60cm、リクライニングは14段階だ。

左からスタンダード、ハイエンド、オリジナルの各モデル

 トップグレードは27000円で、黒をベースとした背もたれと座面が異なる意匠の純正ハイエンドシートモデル。オリジナルは26000円で名阪近鉄バス「オリジナルモケット」。スタンダードは26000円で、茶色の暖色ベースとした純正のスタンダードシートだ。

 バスのシートには欠かせない白色のヘッドカバーが全商品に付属する。バスで採用されているものと同じカバーで、もちろん洗濯可能。

価格は高めだが本物のすごみ!

 それぞれの価格は27000-27000円と高めだが、大きめの商品にはつきものの高い送料は、北海道・沖縄以外へは無料なので安心だ。ただし代引き手数料が440円または660円かかる。同社の店頭で精算、引き渡しを行う場合は商品代金だけだ。

和室でバスのリクライニング気分を!

 バスのモケットが座椅子になって自宅に置けば、座っていても観光バス気分はもちろんだが、本物なのでその耐久性は折り紙付き。長く愛用できそうな座椅子になるだろう。リモートワークのお供にバスシートの座椅子はいかがだろうか。

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