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<p>『SEKIRO』風2Dアクションゲーム『Nine Sols』正式発表。『返校』『還願』開発元が手がける“タオパンク”アクション – AUTOMATON</p><p>【ニュース】『SEKIRO』風2Dアクションゲーム『Nine Sols』正式発表。『返校』『還願』開発元が手がける“タオパンク”アクション</p><p>デベロッパーのRed Candle Gamesは3月18日、『Nine Sols』を正式発表し、ゲーム概要を公開した。また同時に、『Nine Sols』の開発費を募るクラウドファンディングも開始している。</p><p>デベロッパーのRed Candle Gamesは3月18日、現在開発中の2Dアクション・アドベンチャーゲーム『 Nine Sols 台湾を拠点にする同スタジオは、『返校 -Detention-』や『還願 Devotion』といったホラーゲームを手がけてきたことで知られる。一方この新作では、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』的なバトル要素を特徴のひとつとするアクションゲーム開発に挑戦するという。 『Nine Sols』の舞台となるのは、新崑崙と呼ばれる広大な領域だ。神々はこの場所で、桃花村と呼ばれる約束の地を人間に与え、住民は古代より伝わる祭事を守り続けてきた。この神聖な儀式によって、種々の厄災から護られているのだと固く信じているのだという。 そして、今年もまた祭事の季節が近づき、村人たちが準備に勤しんでいたところ、平穏な日常が破られることとなる。忘れられていた英雄イーが、長い長い眠りから目覚めたことから、“道”の流れに大きな波乱が巻き起こっていったのだ。本作の主人公は、このイーである。彼は自分の信じる正義を実現するために、新崑崙を治めている九人の太陽に対する復讐の旅をおこなう。 本作はサイドビューのアクションゲーム。プレイヤーはイーを操作して、ステージに配置されたトラップをくぐり抜け、次々に襲い来る敵と戦う。イーの基本アクションとしては、剣を使った斬撃や、弓矢での遠距離攻撃、ダッシュでの攻撃回避、二段ジャンプなどがある。そしてバトルでの核となるのは、“弾き”からの速攻反撃だという。 敵の攻撃に対し、正確なタイミングで弾きを発動すれば、パリイすると同時にエネルギー(気)を溜められる。そのエネルギーは、さらなるスキルである呪符ダッシュと気功爆破にて消費可能。ダッシュで敵をすり抜ける際に呪符を貼り付け、特殊な術式で敵の体内にエネルギーを送り込み、爆発させて大ダメージを与える技である。弾きを狙うにはリスクも存在するが、この一連の攻撃は本作での最強の技になるとのこと。 敵キャラクターには、遺伝子操作されたガードマンや、未知の古代生物などが登場し、それぞれ異なる攻撃パターンをもっている。そして、各チャプターの最後に待ち受けるボス・九人の太陽たちもまた、それぞれ個性豊かな戦闘スタイルを特徴とする。 敵を倒すごとに経験値を獲得でき、一定値を超えるとレベルアップ。同時に、経絡点と呼ばれるポイントを入手できる。この経絡点を消費することで、各種体術や術式の強化といった、イーの恒久的なアップグレードをおこなえる。いわゆるスキルツリーのようなものが用意されているようだ。 ほかにも、イーにさまざまなパッシブスキルを与えてくれる、玉と呼ばれる特殊アイテムも存在。玉を集めていくと、戦闘の局面によって、意外な戦略的優勢をもたらしてくれるという。また、装備の強化や道具の製作などに使用できる、貨幣としての金も存在する。 本作の舞台となる新崑崙は10のエリアによって構成され、各エリアは輸送パイプや道路で行き来可能。それぞれに特色ある環境や建築物が存在し、秘密や宝物も隠されているという。また、旅の途中ではさまざまなNPCとの出会いもあり、サブクエストを請け負えることも。それによって、レアアイテムを入手できたり装備品をレベルアップできたりするそうだ。またシナリオを進めていくうえでの、大きなメリットにも繋がるとのこと。 その新崑崙にて表現される世界観については、“タオパンク”と命名されている。西洋のサイバーパンク要素と、東洋の神話や道教(タオ)の要素を融合させた世界だ。その表現にはアナログ調グラフィックをふんだんに採用し、日本のアニメーションや漫画からインスパイアを受けたアニメーションやカットシーンも数多く登場するという。 また音楽についても、伝統楽器と現代的な電子音楽、シンセサイザーや、各種アジアの伝統音楽を融合。「聴いたことがないはずなのに、なぜか懐かしい」体験を目指し、タオパンクの広大な世界観を盛り上げると同時に、ゲームの叙情性を表現したいとしている。</p>