プーチンだけが悪玉か―米国の「幅寄せ、煽り運転」がもたらしたもの
プロパガンダに惑わされていないか
2022.03.18 現代ビジネス
本当はだれの責任か?
3月7日公開、「プーチンは米国を見透かしていた? ウクライナの悲劇はだれの責任か」記事において、ロシアやプーチン氏だけが一方的に悪者にされる
報道ばかりが流布することに疑問を呈した。そして、その状況が続いているようである。
もちろん「手を出した」国が悪いに決まっているが、「手を出さざるを得ない」状況に追い込まれていたのも事実である。
公平かつ冷静な「背景分析」なくして、「正しい対応」はできない。ウクライナ危機をめぐっては、人類滅亡につながりかねない「核戦争」の危険があるのはもちろん、
「ウクライナ侵攻経済制裁―ロシア危機から世界通貨危機へと向かうのか」で述べたように「世界金融・経済の大混乱」につながりかねない要素も多分にある。
したがって、一時の感情に流されずに、冷静かつ公平な対応を行うことが日本の将来にとって重要だと考える。
今回のウクライナ危機が誤解されやすいのは、「(強大な)ロシア対(ぜい弱な)ウクライナ」という構図でとらえられるからである。
だが、実際の対決は、「(強大な)NATO対(経済的には小国の)ロシア」である。「ウクライナをNATOに加盟させるぞ」と苛め抜かれたロシアが、
吉良上野介の小姓(ゼレンスキー氏率いるウクライナ)に手を出してしまったというのが本当の構図であろう。
もちろん、本来の仇は吉良上野介だが、ロシアがNATOに手を出したら「人類滅亡へとつながる核戦争」が起こる。したがって、だれもそれを望んでいない。
・ベトナム戦争のきっかけとなった「東京人湾事件」の一部は米国が仕組んだもの。ニューヨーク・タイムズ
・2003年にブッシュ氏が、イラク侵攻の大義名分として主張した「大量破壊兵器」は結局存在しなかった。
・ウクライナにおける2014年2月の親欧米政権樹立にも、米国(CIA)の影が見え隠れする。
引用元: ・プーチンだけが悪玉か?-米国の「幅寄せ、煽り運転」がもたらしてきたもの- [896590257]
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