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江戸幕府の命を受けた河村瑞賢が東北から日本海を経て上方、江戸に至る西廻り航路を拓き、今年でちょうど350年になる。海の大動脈はその後、今の北海道まで延び、「北前船」と呼ばれる木造回船が北から海産物や米を、江戸・上方からは都の文物を日本海沿岸の港町に届けた。明治に入り輸送の主役を鉄道…