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母親亡きあと、実家で父親と20年の同居生活を送った長男家族。父が亡くなった際、妹は「都心部の便利な実家に同居していたのだから、相当な金額分の家賃分を得しているはず。相続財産から引くべき」と言い張り、譲りません。妹の主張は正しいのでしょうか。長年にわたり相続案件を幅広く扱ってきた、高島総合法律事務所の代表弁護士、高島秀行氏が実例をもとに解説します。