「女性の目線」で報じられる戦争はまだ少ない
戦争は当然のことながら男性にのみ関わるものではない。だからこそ女性たちの声や視点も重要だが、戦争報道において、女性がその職務に就く機会は充分とは言えないようだ。「インディペンデント」は次のように報じている。
「ピューリサーチセンターが国勢調査のデータを分析したところ、アメリカのジャーナリズムでは……男性が女性よりも数的に優位に立っていることがわかっている。印刷物、オンライン、ビデオ・ジャーナリズムなどあらゆる場で働く人の数は、2008年から2018年の間に17%近く減少した。だが男性は64%と過半数を維持し、2008年の60%と同程度のシェアである」
報道に携わる人数は減っているものの、男性が過半数を占めていることは変わらない。そこには「戦場の報道は男性がするもの」という業界の固定観念も変わらずはびこっていると、同紙は報じている。
「戦争にも女の顔がある」
「女性の戦争には、独自の色、独自の匂い、独自のスポットライト、そして独自の感情の幅がある。独自の、言葉がある。そこには偉業も英雄なく、ただ非人間的な出来事に忙殺される人たちがいる」
ロシア軍による侵略が始まり、ウクライナのゼレンスキー大統領は国民総動員令に署名した。女性や子供は国外へ避難することができるも、男性たちは戦闘に参加するために残らなければならない。
結束を強め、断固としてロシアに屈しない国民の姿はたしかに、驚くべきものだ。報道を見ていれば思わず応援したくなる人もいるだろう。だが強制的に参戦させられ、人を殺したことがない民間人が武器を手に、人を殺さざるを得ない状況にあることに疑問を呈する声はあまり聞かれない。
「この戦争が旧態依然のジェンダーロールを固定させ、その過程であらゆるジェンダーの人々にひどい害を与えている状況を、私たちは目にしている。ウクライナ……における男性の強制的な総動員令は、男性は防衛者であり戦士、女性は脆く保護を必要とする者という二項対立を復活させている」
また、この戦争における政治に女性の姿がないことも指摘している。たしかに、ゼレンスキー大統領が動画で共有している内閣の様子は男性ばかりだ。会談の場が設けられても、ほとんどの国のリーダーが男性だ。こうした重要な場面から「フェミニストとしての視点を持った女性たちが消えている」という。
引用元: ・世界はまた逆戻りするのか?この戦争には「ジェンダー意識」が一切欠落している [421685208]
「生理休暇を」とかいうのか
戦争になったら死にたくないから女はジェンダーを盾に逃げるってだけでさ
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