もっと詳しく

1890年代、動物の絵画を得意とするフランスの写実主義画家のローザ・ボヌール(1822~1899)は創作途中の動物のスケッチを見て、悩んでいました。走り回る動物たちの力強い肉体、生命力にあふれたこの場面で、唯一満足できなかったのが草原でした。ローザは北アメリカ西部の大草原の様子を全く思い浮か…