青木さんは大阪市内で記者会見し、「取り調べを違法としたのはいいが、国の賠償責任が認められず本当に許せない。裁判所に傷つけられた」と悔しさをにじませた。大阪高裁に控訴することも明らかにした。
「冗談じゃないわ」。判決の言い渡し後、青木さんは裁判長に訴えた。「検察と警察の責任を全面的に認め、再審判決以上の純白な判決がほしい」。そんな思いから真っ白な服で法廷に向かい、裁判長に感謝の気持ちをつづった手紙もしのばせていた。
なぜ冤罪(えんざい)は生まれたのか。同じ過ちを繰り返させないためには、原因究明が重要だと考えて裁判を起こした。再審判決後も大阪府警や検察から謝罪の言葉はない。判決が捜査当局の姿勢を正すきっかけになると思っていただけに、落胆させられた。
青木さんは会見で「それでも答えを出すのは裁判所しかない。娘には『負けずに闘っていくから応援してね』と報告したい」と話した。ある府警幹部は「警察には非常に厳しい判決だ」と語った。
水谷規男・大阪大法科大学院教授(刑事訴訟法)は「検察は警察の捜査内容を精査し、起訴の可否を決める大きな権限がある。再審無罪の事案で検察官を不問にすれば冤罪はなくならず、裁判所はもう少し踏み込んだ判断を示すべきではないか」と指摘した。【芝村侑美、榊原愛実】
3/15 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/58dcba39cbe41f35bda0c42e8d48cbf496f8907c
引用元: ・【再審無罪の小6女児焼死の母親】「警察の違法捜査」大阪府に賠償命令、国に対する請求は認められず控訴の意向 [トモハアリ★]
お前の生涯年収以上だな
もったいなさすぎ
つうか、国の責任はどうなんだろう?
警察って都道府県だからな
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