もっと詳しく

<p><独自>蔓延防止 17都道府県、21日期限で解除へ 大阪は直前まで見極め</p><p><独自>蔓延防止 17都道府県、21日で解除へ 大阪は直前まで見極め 蔓延(まんえん)防止等重点措置が解除されるのは、北海道、青森、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、静岡、愛知、京都、兵庫、香川、熊本の17都道府県。</p><p>政府は新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、21日を期限に18都道府県に適用している蔓延(まんえん)防止等重点措置について、大阪府を除く17都道府…</p><p>東京スカイツリー周辺の街並み(本社ヘリから、佐藤徳昭撮影) 政府は新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、21日を期限に18都道府県に適用している蔓延(まんえん)防止等重点措置について、大阪府を除く17都道府県で解除する方針を固めた。新規感染者数の減少ペースは鈍化しているものの、高齢者らへのワクチンの3回目接種が進み、医療提供体制への負荷軽減が見込めると判断した。一方、大阪府については今週半ばまで見極めた上で解除の可否を決める。複数の政府関係者が明らかにした。 重点措置が解除されるのは、北海道、青森、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、静岡、愛知、京都、兵庫、香川、熊本の17都道府県。 政府の新型コロナ感染症対策分科会は11日、新規感染者数が高止まりしていても医療機関への負荷軽減が見込めれば、重点措置を解除できるとする新たな考え方を示した。さらに、65歳以上の高齢者への3回目接種が全国平均で7割近くに達することや、早ければ月内にも国産の飲み薬が承認される見通しであることも加味した。 岸田文雄首相は14日の自民党役員会で「感染者数は顕著に減少している。いざというときの備えをした上で、可能な限り経済社会を動かしていきたい」と述べた。その後のBS11番組収録で、解除後を見据え「ワクチンや検査を使い、社会を動かす工夫から始めることになる」と説明した。 一方、大阪府については高齢者への3回目のワクチン接種が全国に比べて遅れているほか、病床使用率が5割超であることなどを踏まえ、21日の期限直前まで見極める必要があると判断した。</p>