東日本大震災の津波に襲われた浪江町の請戸郵便局の跡地に設けられた小さな祭壇が13日、近く始まる防災林工事を前に、遺族の手で撤去された。同局で被災し今も行方不明の長男健一さん(当時41歳)のため、毎月訪れていた佐藤一夫さん(80)は「ここに来れば息子に会える気がして、心のよりどころだった…
東日本大震災の津波に襲われた浪江町の請戸郵便局の跡地に設けられた小さな祭壇が13日、近く始まる防災林工事を前に、遺族の手で撤去された。同局で被災し今も行方不明の長男健一さん(当時41歳)のため、毎月訪れていた佐藤一夫さん(80)は「ここに来れば息子に会える気がして、心のよりどころだった…