■「ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか?」
番組では、日本在住で通訳をしているウクライナ人のオクサーナさんと電話を繋ぎ、ロシア軍のウクライナ侵攻に対する思いを聞いた。
オクサーナさんには、ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っているとした。
テリーさんは、
「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから、さらに攻撃をするってことは民間人の死者がどんどん増えていくってことが現実になっていく時、私はそれは一番いけないことだと思うんですよね。(命を落とすことをいとわないという考え方は)避けたい」
との考えを示した。その上で「この戦争は5年10年20年と続きます。ですから今は、国民は一度安全な場所に移動してもう一度立て直す、という考え方はどうなんでしょうか」と問いかけた。
オクサーナさんは、
「テリーさんのおっしゃっていることがよく分からないんです。避難できる人はしています。別に、ちっちゃい子供やお年寄りが戦っているわけではないです。避難できた人は避難できています。できない地域もありますけど。ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか? 何の抵抗もしないで。まるでウクライナが戦争を続けたくて続けているような言い方にしか聞こえないんです」
と憤った。
3/14(月) 18:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/487c14695caf232b7d5b0ada3fd7c9c39bb2e165
引用元: ・<テリー伊藤>ウクライナ人に発言!「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」口論に… [Egg★]
祖国を守りたいという「気持ちは分かる」とするも「抵抗することによってウクライナの方が亡くなる可能性が多いじゃないですか」と話すテリーさんに対し、オクサーナさんは「抵抗しないで降参すればいいってことですか?」と尋ねた。
テリーさんは「方法論はいくつかあると思うんですよ。たとえば、大統領が本当に今みたいに戦えと国民を鼓舞することは、正義としては正しい」としつつ「一般の方が死んでいくのは忍びない」とした。
オクサーナさんは「私たちは大統領の命令で動いているわけではないんです。大統領の名前が誰であろうと、ウクライナは変わらないんです。独裁国家じゃないので、我々は民主主義を大事にしている国民なんです」として、ウクライナに対する誤解があるとした。
テリーさんが「ウクライナはどうなっていくと思います?」と質問したのに対し、オクサーナさんは、「西側にあるウクライナの施設が攻撃されたという話がありましたけど、そこはポーランドの国境と25キロくらいしか離れてないんです。そう考えたら次はポーランドに行きます。次はどこどこの国にロシアが行きます。それで西側が止めないと大戦になります。そうやってウクライナを見捨てたら次はポーランドです」と答えた。
これにテリーさんは「見捨てるつもりなんかないんですよ。ウクライナの人たちの命を助けたいんですよ」と強調した。
「ウクライナは勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」
その後、オクサーナさんは「みなさんが分かってないのは、ウクライナ人が抵抗していなかったら、ウクライナという国がなくなります」と述べた。するとテリーさんは、「それは分かりますよ。じゃあ抵抗して、たぶん今リアルな状況だと、ウクライナは勝てませんよ」「今この状態で、ウクライナの人がロシアのプーチンの無駄死にしてほしくないんですよ」と切り込んだ。
オクサーナさんは呆れたような様子で「次は日本が頑張ってください。日本とロシアの戦争になりますよ。私たちは死んでもいいから」と応じた。「死なせたくないから言っているんです」とするテリーさんに、オクサーナさんは「死なせたくなければ、日本も含めていろんな国々が何らかのアクションを起こすべきでしょう」と反論した。
「降参するっていうことですね、よくわかりました、はい」と呆れた様子のオクサーナさんに、パーソナリティの垣花アナウンサーは「降参ということを我々が推奨しているわけではなくて、テリーさんの考え方も僕の考え方もラジオを聞いている方の考え方も違うし、オクサーナさんが仰っていることも、ましてやオクサーナさんが一番辛い立場にあることも分かった上で、こうしてご出演いただいているのに、大変失礼な発言もあったかもしれません」と話していた。
(苫米地 英人さん 認知科学者)画面字幕
”ジュネーブ追加議定書43条で 一般市民戦闘参戦も条約違反”
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